いろいろ

□立海大附属3-Bの日常
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おはこんばんわ。
ちょっと古いですね。
僕は立海大附属中学3-Bに所属している一生徒です。
今回は、このクラスのアイドル的存在の切原名前さんの観察をしたいと思います。


午前8:15

切原さんが仁王君と丸井君と一緒に教室へ入ってきました。

仁「のぉ名前。今日の弁当のおかずは何じゃ?」

『ん?今日は、から揚げとポテトサラダと煮物とデザートよ。』

そういってニコリと笑う切原さん。
最近は仁王君のお弁当は切原さんが作っているらしい。

ブ「いいなぁ…。今度は俺にも弁当作ってくれよぃ!」

『いいわよ。作って欲しい日にメールして。』

三人はそんな会話をしながら席についた。
仲、いいんだな。


一限目 国語

担任の森本先生の授業。
チラリと仁王君たちのほうを見ると切原さんはしっかりと授業を受けていた。
あ、ちなみに僕の席は仁王君の隣なんです。
うちのクラスの席って男子同士が隣になったりする本当に公平なくじ制なんですよ。
切原さんたち以外は。
仁王君と丸井君は机に頭をつけて眠っていた。
ば、ばれないのかな…?

森「〜で、って…あいつらは…!」

そういって青筋を浮かべている森本先生。
そんな先生に切原さんは唇に人差し指を当ててシーっと言っていて…それがとても様になっていた。

『寝かせてあげて…。今日、朝練が早くて眠たいみたいなの。』

森「でもなぁ…。」

『購買のプリン2個。』

そ、そんな子供みたいにつられるわけ…

森「よし!授業再開だ。」

えぇええええええ!!!!
再開しちゃうんですか先生!
ってかプリン2個って安くないですか!?
そうこう思っているうちに授業が終わった。

森「名前!行くぞ!」

『はいはい…。』

そういって切原さんを急かす先生。
…一瞬本当に教師なのか疑った…。

切原さんたちが出て行った数分後、仁王君がムクリと起き上がった。

仁「…名前はどこじゃ。」

そういって睨んでくる仁王君。
も、もはや疑問系じゃない…!

「き、切原さんなら森本先生と購買に…。」

仁「…あんがとさん。」

そういって教室を出て行く仁王君。
仁王君は切原さんのところに向かったんだろうなぁ…。
そんなことを思っていたら次の時間、仁王君と切原さんは教室に戻ってこなかった。

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