▽*サスケどりーむ/長編(学ぱろ)
□-お泊まり会
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そんなこんなでお泊まりの事を6人でわいわい話しながら帰った。
家に着いたあたしは、早速お母さんに聞いてみた。
「あのさー7月の最後にお泊まりしようって誘われてるんだけど…ダメ?」
その瞬間帰ってきた言葉は
「ダメに決まってるでしょ」
だった。
まぁ、なんとなく想像はついてた。
まだ高校生の17歳がお泊まりなんて・・。
けど、諦めきれない気持ちがあるから、もう一回聞いてみた
「いいでしょ!?」
「ダメだよ。悪い事しそうだし。」
「しないって!」
ショックと共に、怒りも出てくる。
けど、説得して1時間くらい。
涙目になりながら訴えた。
結果的に、だれと行くのかって話しになって、
「女友達に決まってんじゃん!」と言い張った。
ここで男の名前を出したら、お父さんがほっとかないと思ったから。
「それに!人数も多いから、危なくないし!良いでしょ!?お金もちゃんと考えて使うから!」
「・・・・今回だけだからね!来年は就職や大学受験でそういうの行けないと思うし。今年はっちゃけるだけハッチャけてきな」
半ば呆れたようにいうお母さんにあたしはすごい感謝した。
そして、当日はすぐに来た。
朝の9時に◦◦駅に集合。
そして、10分後に電車に乗って約1時間で着く旅館に到着。
そして、はっちゃける!
最高の2日間だ!
なんて浮かれた事を考えてたら、シカマルとテマリ先輩が来た。
「あ、おはようございます!」
テ『あぁ、おはよう。サスケとは来てないのか?』
「家が真逆なんで・・」
テ『そうか・・。』
「はい」
シ『つーか、海入るって本気かよ・・・』
「え!?」
シ『なんだナナシ、聞いてないのか?』
「聞いてないよ!」
シ『まじかよ・・・。まぁ、この事は朝にメールで来たしな。みてなくても当たり前か』
「うそっ!」
そう思いながら、携帯を開くと、ナルトからのメールで
【近くに海あるらしーから、水着忘れんなってばよ!】
「・・・・前もって言ってよ〜!あたし何も持ってきてないよ!」
テ『脚だけでもつかればいいだろう?』
「そうですね・・。でも、あたしも皆と入りたかった〜」
シ『まぁまぁ。もしかしたら、サスケだって持ってきてねぇかもしれねーじゃん。』
──────
『・・・持ってきたけど』
ナ『俺ももちろん持ってきたってばよ!』
サ『あたしも持ってきたわ!』
・・・
「あたしだけ〜〜〜〜〜〜〜〜!?」
ナ『持ってきてないのかよ?』
「だってナルトが今朝メールするから・・何も見てなかったもん!」
ナ『どうするんだ?』
『別に、俺は入らなくてもいい』
「え、いいよいいよ!気使わないで入って来て!」
『別に気つかってねぇけど・・』
ナ『ああ!あと1分で電車来るってばよ!並ぼ♪並ぼ♪』
サ『相変わらずナルトったらハイテンションなんだから〜』
シ『めんどくせ〜奴だな。ったく』
テ『ほら、2人とも行くぞ』
『あぁ・・』
「はい」
・・・どうしよう、あたしだけ水着ない!
今日のメインイベントらしいのに・・。
まぁ。この服装なら脚つかることもできるけど・・。