▽*サスケどりーむ/長編(学ぱろ)
□-隣
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「忘れた?あり得ない!思い出してよっ!」
『あ?嫌だ。めんどくさい』
「・・・いい。そしたら、自分で思い出すから」
『・・・フン』
何でだっけ・・
何でどこで、いつサスケ君と喋ったんだっけ・・。
それより・・・寒すぎる・・。
「くしゅん」
『?』
「さ、、寒いよ・・いくら4月だからって、玄関近いし、さすがに寒いよっ・・くしゅん」
『・・・』
「寒・・・風邪ひいちゃうじゃん。先生の馬鹿」
バサッ
『・・・ほらよ』
「え?」
『それあった方が、少しは暖かいだろ』
「いや、いいよ!ブレザー返すよ!だって、サスケ君が寒いじゃん!」
『別に寒くねぇよ』
「嘘」
『嘘じゃねえ』
「だって・・・ほら」
サスケ君の手は
「冷たいもん」
『・・・っ///』
・・って
「ごめん!勝手に手なんて触って!あたしどかしてるね!うん!さっきまであんな嫌いだったのに・・・あ、じゃなくて嫌いじゃないよ?うん!」
『・・・俺、ちょっとどっか行ってくるわ』
「え?だめだよ、先生に怒られるよ?」
『保健室行ったって言っといてくれ』
「・・・わかった」
怒られても知らないよ。サスケ君。
それより、初めて男の手触ったな〜・・
あんな安心できるような手なんだ。
って、何考えてるんだろう、あたし。
変態だ。
──10分後
先生まだですか〜?寒いです・・・。
サスケ君のブレザーでだいぶ温まってるけど・
あ、トイレしたい!トイレ行ってこよう!
大丈夫だよね?まだ先生来ないよね?
ばれないようにこっそり行かないと・・
トイレ以外に遠いな・・・
あ、誰かいる。
あの二人も、先生に怒られて廊下に立たされてるのかな?
?「いいでしょ?ねぇ?」
ん?
?「あたし、好きなの。だから・・」
え?なに?
なんか、女の人がやけに男の人に近づいてる・・・
?「サスケ君・・・」
サスケ!?
に、逃げよう。ここからとりあえず逃げよう。
なんか、見ちゃいけないところ見ちゃう気がする・・
って
キスしてるし。
あ・・・あ・・・。体が動かない
あ・・やばい、逃げないと走らないと・・
サスケ君にみてたのばれたら・・どうなるかわからないもん