▽*サスケどりーむ/長編（学ぱろ）
□-喧嘩
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─その日の帰り道
「それでさーサクラったらナルトに容赦なしなの。みててすごい面白いんだよね」
『フン。ナルトとサクラらしいな』
「だよね。あんなｶｯﾌﾟﾙ滅多に「ナナシ！」
「ん？」
『・・・誰だ？』
？「ナナシでしょ？久しぶり」
「あ・・・シュウ・・・」
『（シュウ・・？誰だ？俺らの学校じゃねぇよな？）』
シ「覚えてた？元気にしてたのかよ？」
「うん・・まぁね」
ｼｭｳ。
この人は中学生の時に友達だったの。
男子で一番仲良かった人。
てか、シュウとは変な噂が流れなければ、今でも良い男友達でいれたと思う。
てか・・出来るならサスケの前でシュウとは会いたくなかった。
だって・・シュウは余計な事言いそうだから。
シ「・・・もしかして彼氏？」
「あ、そうだよ！サスケって言うの」
『・・・』
サスケちょっと怖い雰囲気！
早くここから去らないと・・・
「んじゃあ、あたしらもう行くね」
シ「ちょっと待って」
「なに？」
シ「その彼氏さんに俺の事言ってある？」
『・・・？』
「な、何言ってるの？」
シ「いや〜・・ね？」
「ちょ、あんま変な事言わないで！行こっ！サス「キスしたよな」
・・・・・
「・・・はい？」
シュウは何を言ってるの？
いや、こういう人だって知ってるよ。
天然だもんね。
あくまでも、天然でこういう仔だからモテてたんだもんね。
だから嫌いになれないんだよ。何を言われても
シ「したでしょ！？キースッ」
「・・・してない」
シ「したしょ！？忘れたの？えーひどいよナナシ！俺のファーストキッスだったのにぃ〜」
「いや、意味わからないからね？」
サスケの顔がヤバい。
シ「いや、覚えてないなんて言わせないよっ？だって、お互い初めてで、それ以上だって・・」
「ああああ！うっさいから黙って！」
シ「そういや、まだメアド変えてないんだ？」
「・・・だから何さっ」
シ「今度連絡するわっ！じゃあ、俺も彼女と用事あるし！お幸せになっ！ばいび」
「・・・っもう」
っていうか、サスケに勘違いされたよね。絶対・・。
サスケの顔がヤバいもん
「あ〜もう全く意味わからないんだから。シュウったら」
『アイツ誰？』
「え、あ、中学生の時の友達だよ」
『それだけか？』
「それだけ」
やばい。完璧怒ってる。怖い。
それにあたしもなんかキョドってるし・・。
『なぁ、お前ってさ俺が初めての彼氏なんだよな？』
“お前”って付き合ってから初めて言われた・・。
「そ、そうだよ！」
『なのに、アイツとキスしたのか？』
「あれは違うよ」
『違うって何が』
「シュウは元彼とかそういう関係は一切ない！」
『そんな奴とキスしたのかよ？』
冷静だけど低い声でしゃべるサスケを初めて見た。
これは・・完全に怒ってる。
「なんかね、中学生の時の友達がさイタズラしちゃってそれで『わり、俺今日はここで帰るわ』
「え？あぁ、うん。じゃあね」
『あぁ・・・』
・・・サスケ機嫌が悪いって言うか。
テンションが落ちた気がする。
どしよう・・・今までこんな事なかったからどうしていいかわからない・・。
明日朝迎えに来てくれないのかな？
でも、サスケなら来てくれるよね・・？
あぁ見えても優しいんだから・・ね？