▽*サスケどりーむ/長編(学ぱろ)

□-気付いたもの
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─あれから一度もサスケ君と喋ってない。
隣の席なのに一言も。

ちょっと怒りすぎたかな?
いや、でも・・。
あれはサスケ君が悪いもん。
だって・・なんであんな男にブラを見られなきゃいけないわけ?
・・・・あり得ない。
人が少なかったから良いけど・・。
あんなのなしだよ・・・。
いくら、からかいだからって。限度があるでしょ。
「大嫌い」って言っちゃった。
この間訂正したばっかだったのに・・・。




─次の日の帰りの会

先「はーい。そしたら、今日は席替えすんぞ」

「!!!!」

席替えってことは・・サスケ君と離れちゃう。
じゃなくて、こんな奴と離れて嬉しいわ!
もう・・からかわれる事なくなるし・・。










「・・・よ、よろしくね!」

?『おう!よろしくなっ!ナナシって呼んでいいか?』

「うん」

ライト君と隣になった。
ライト君って
とても仲良くなりやすいタイプで、明るくて、優しい・・。
サスケ君と何もかも逆じゃん!

ラ『この席で良かったわ〜』

「なんで?」

ラ『窓側だしよ。後ろはサスケだし』

「・・」

そうだったああああ!
斜め後ろサスケ君だった!
全然離れてないじゃん!
いや、だけど隣じゃないし・・。
あたしの後ろは・・

「よろしくね!椿さん!」

まさかの副委員長の椿さん。
そして、隣の委員長のサスケ君。
委員長、副委員長隣同士だ。


ラ『ねえ、ナナシ!』

「ん?」

ラ『いきなりだけどよ!好きな奴とかいんのっ!?』

「ほんとにいきなりだね!」

ラ『俺って、だいたいこういう話しから入って行くんだよね』

「そうなんだ。はは。いないよ」

ラ『うっそ〜?まじ?絶対いるとおもったんだけどな』

「うそ?誰だと思ってたの?」

ラ『コソッ)サスケ』

んんんん?

「なわけないでしょー!」

ラ『そっかー。外れたな』

「はは、残念〜。絶対好きになる訳ないよ!」

ラ『な〜んだ。初めてはずれたんだけど。くっそおおお』

「できたら教えるよ。」

ラ『まじ?さんきゅ〜』

「うん!」

ラ『じゃあ、俺部活あるからもう行くわっ!ばいばい』

「ばいばい!」
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