▽*サスケどりーむ/長編(学ぱろ)

□-2年生
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──4月


「いってくる」

母「あれ?いつもより早いんじゃないの?」

「クラス替えみるため!」

母「そーいう事。いってらっしゃい」

「いってきます!」

ガチャ

「あ、もういたんだサクラ!」

「うん!楽しみだったから!行こうナナシ」

「うん」

サクラは高校生になってから親友になった子!


「あたしたち、一緒のクラスになれるかなー?」

「どうだろ?一緒だといいね!」

「サクラはさーナルトとも一緒になれるといいねっ!」

「な、何言ってんのよ・・ハハハ」

「だって、中学生の時から好きなんでしょ?」

「うーん・・高校生なってからかな!」

「あれ?じゃあ中学生の時は?」

「んー今も同じ高校だよ!」

「え?誰誰ー?」

「内緒だよ!サスケ君!」

「・・・・誰?」

「やっぱ知らないかー!モテモテで有名なのに」

「そうなんだあ・・」

「ま、でも今はナルト一筋だからねっ!ふふ」

「いーな、サクラは彼氏居て」

「ナナシだっていつかできるって!」

「・・・頑張る」

「頑張って!」

「あ、もう着いちゃった」

「ほら、クラス替えのみてこよっ!」

さすがにいつもと違って人が多いなあ・・・。

「サクラっ!早いよ〜!」

「そんな事言わないで早くっ!」

あ〜ドキドキするな

「ナナシっ!」

「ん?」

「私たち、同じクラスよ!3組!」

「え?本当!?やったー!」

嬉しい!2年連続サクラと一緒なんて・・
神様!ありがとう〜〜

「でも、ナルトと離れちゃった〜」

「何組なの?」

「ナルトは4組・・」

「そっか・・でも隣だからよかったね!」

「まあ、そこは助かったわ」

『サックラちゃ〜んっ!』

「ナルト!」

『サクラちゃん!クラスどうだった?俺と同じだったか?』

「ううん。私が3組でナルトは4組だった・・」

『ええええええ!まじかよおお!』

サクラもナルトも二人とも残念そうだな・・。

「ナルト!わかってると思うけど、浮気しちゃだめよ!」

『そ、そんなんしないってばよ!』

「・・・何その焦りは?」

『いや、別になんでもないってば・・・』

「怪しい・・・本当の事言いなさいナルト!」

『いや、怖かったからなんて口が裂けても言えね―ってば・・・!!』

「ナルトォォォォ!今なんて言った?」

『いや・・あの・・・えへへへ(苦笑い)』

ったくナルトったら、おっちょこちょいなんだから。
こんな言い合い、サクラ達にしてみればしょっちゅうの事だし、喧嘩にも発展しないし・・。
2人とも素のままでいられるから良いな〜。
あたしなんて好きな人の前だったら絶対喋れなくなるもん・・

「じゃあ、教室行こうか!ナナシ」

「うん!あれ?ナルトは?」

「あんな奴ほっといて行くよ!」

「う・・うん!」

やっぱサクラ達みたいなのすごい憧れる・・・

向こうでシカマルに頭ぽんぽんされてへこんでるナルトみてると・・羨ましい
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