▼*サスケどり-む/短編
□*一日の始まりには
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「んっ・・・・」
朝起きたら目の前には愛しい愛しいサスケの寝顔。
普段クールでポーカーフェイスなサスケの寝顔は夢みたいに可愛い。
安からに寝てる顔。
「かわいいね」
サスケを起こさないようにサスケの頬をなでる。
この白い肌。
少しキレ長な目。
この鼻。
このまゆげ。
この前髪。
この唇。
「サスケ」
思わず、サスケの口に口を当てたくなった。
軽く当たる程のキス。
あくまでもサスケに気付かれないように。
『・・・っ』
まゆをしかめるサスケ。
やばい!気付かれたかな?
『・・・ス-ス-』
「ふふっ、大好きだよ。」
そういって、サスケのホッペを引っ張ってみる。
「ははっ、可愛い。幸せだな〜」
『ナナシ』
「えっ!起きてたの?」
『あぁ・・ナナシより前からな』
「・・・な、なんだ」
サスケ起きてたの知らないで色々しちゃったじゃん・・・恥ずかしい・・
『・・・・』
「・・・・///」
『・・・・』
「あ、あのもしかして・・・最初から起きてたの?」
『あぁ』
「じゃあ・・・キスとか・・・」
『起きてた』
「・・・・////」
『・・・ナナシって俺が寝てる時いつもあーいう事してんのか?』
「・・・いや・・今日はたまたま・・」
『・・・なんだ』
「?」
『いつもかと思っただろ//』
「ご、ごめん」
『なぁ・・ナナシ』
「ん?」
『自分から始めた事は自分で終わらせろよ?』
「なにが?」
『誘ったのはそっちからだからな?』
「・・・////」
『コソッ)・・・いぃか?』
「・・・うん///」
起きた時、目の前に居るのがサスケで。
とても幸せで。
優しくつつまれる夜も。
いつでも。
辛い日でも。
サスケを忘れた日は一度もない。
サスケ・・・
「愛してるよ」
『・・俺もだ』