▼*サスケどり-む/短編
□*手袋
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あれ〜?
「ドコ行ったのかな〜?」
『どうした?』
「あのね、あたしの手袋見つからないんだよね〜・・」
『・・・』
「・・サスケ知らない?」
『・・知らないな』
「だよね・・・」
『・・・』
「ごめんね、待たせちゃって」
『別に構わない』
「・・・・」
──10分後
「・・も〜」
『・・・まだか?』
「・・・みつからない〜〜〜〜〜〜」
『・・・もう行くぞ』
「え、あたしの手袋は?」
『ここ、俺の家だし、見つけたら届けてやるからよ、早くいくぜ』
「だめだよ、サスケに探させるなんて・・」
『・・大丈夫だ』グイ
「ちょ、手離して〜探すから!」
『どうしてそこまで手袋見つけたいんだ?』
「え?だって手袋なきゃ手冷たいじゃん」
『そんな事かよ』
「そんな事って何よ」
『てっきり、昔の好きな人に貰った大切な手袋だから〜とか言うのかと思ったぜ』
「・・//んなわけないでしょ・・貰ってないし・・」
『貰ってない?ってことは俺と付き合う前に他に好きな人居たのかよっ?』
「・・い、いないよ!」
『・・いたのか』
「・・・あはは」
『笑って誤魔化すな!ったく・・・』
「ごめんね?でも今はサスケだけだからさっ!」
『・・・まぁいい。ほら行くぞ』グイッ
「ちょ、サスケ、手・・」
『手?』
「サスケが手つなぐなんて・・」
『・・・///』