▼*イタチのどり-む/短編

□*俺なりの我慢
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『ナナシ・・・』

「イタッ・・チ///」

最近は・・だめだ。
ナナシのそばにいると触れたくなってしまう。

『・・・』

そっと顔を近づける

「・・・やっ」

『・・・っ』

初めてキスを拒否された。

「あ・・ご、ごめん!今のはキスがいやだったんじゃなくて・・」

『・・悪い。ちょっと修行に戻る』

ショックを受けたのを隠さず冷静を装う俺はとてもかっこ悪い。

「・・イタチッ!待って」

ナナシに腕を掴まれた

『・・・離せ』

「イタチ・・・ごめん」

・・・。
ナナシは本当に男というものを知らなさすぎる。
俺がどんだけ理性を抑えてるかもたぶん気付いてないだろう。
他の男がナナシにちょっかいをかけて、妬いてる俺も知らないだろう・・。


『・・・』

「・・・わかった。離すから」

サッっとナナシの手が離れた。

『じゃあ・・』

「イタチ!手は離すから・・。側にいさせて?」

『だめだ』

「・・・っ」

『・・・キスしたくなるから』

「・・なんで・・・」

『じゃ・・・してもいいのか?』

「・・・・いいよ」

『フッ。無理しなくていい』

結構ショックだった俺は作り笑いしかできない。


「無理なんかしてない!・・・しよ」

『・・・じゃあ、なんでさっき避けた?俺とのキスがいやだからだろう?』

「・・・違うっ・・・それは・・・イタチの目見てると・・・もう・・どうしたらいいかわからなくて、すごいドキドキしてドキドキしすぎて苦しかったから・・」

っ・・・


グイ

『ったく、かわいいこと言うな』

思わずナナシを抱きしめる

「・・・イタチッ」

『・・また今度な』

ポンポンとなでたナナシの顔は不安げな表情だが、
今度こそは笑顔を作れてただろう。
いつも、ナナシにじらされてばかりだから、今度は俺の番だな。
今日の我慢は次までとっておこう。


──ナナシの気持ち

イタチ・・・嫌われちゃったかな?
本当に照れただけだったのに・・
また今度って。待てないよ

『じゃあな』

「・・・」

あーあ、いっちゃっ(チュ


「・・・!」

『・・・じゃあな』

「・・・いきなり振り返ってはずるいよ!」

『ナナシの方がな。じゃあ』


・・・あたしの方が?

よくわからなかったけど、イタチが大好き!


END

※駄作すみませんw

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