幻想の曲ver.2

□お疲れ様
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全力で走っているのに
周りは認めてくれないんだね
どんなに必死になっても
『がんばれ』としか言わない
誰にだって限界はあるんだよ
私だって例外じゃない
涙をこらえ進みたいけど
一歩踏み出せば傷が増える
あなたたちはまだ気づかないの?

君がつぶやいてくれた言葉
たった一言『お疲れ様』
少ししか変わらないのに
こんなにも意味は違うんだね
きっとあの日から私は
変わりだしたんだろう

今私を縛り付けている
あなたたちの言葉の鎖たち
必死に逃げようとしても
『がんばれ』から逃げれない
聴くたびに軋むこの心の悲鳴
気づかずに流れる涙
この一歩は何に続くのか
私には恐怖が襲いかかる
いつになったら報われるのかな?

君が私にくれた言葉
優しい手の平のぬくもり
初めて認めてくれたのは
出会って間もないあなただった
きっとあの日から私は
涙を我慢しなくなった

昨日に別れを告げて
新しい道を歩いていく
もう言葉には縛られない
今を生きているのは私なんだ
ほかの誰でもないから

君がつぶやいてくれた言葉
たった一言『お疲れ様』
少ししか変わらないのに
こんなにも意味は違うんだね
きっとあの日から私は
変わりだしたんだろう

お疲れ様
その言葉にどれほど
救われたでしょう

ありがとう

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