☆短編小説☆

□斜陽
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高地先生のお誘いのお陰で、会議には集中する事が出来なかった。
どんな事を、してくれるんだろう。
どんな風に虐めてくれるんだろう。
そんな期待と不安が入り混じった。
厭らしい黒の下着からはみ出したペニスが、スラックスの下でひくひくと蠢いているのが分かる。
このままじゃ、染みになってしまうと少し焦った。
熱くて、ズキズキと疼くペニスを滅茶苦茶になるまで扱きたい。
漸く職員会議が終わる。
他の同僚や先輩達に悟られない様、配布された書類やら筆記用具やらを掻き集めて逃げるようにしてその場を立ち去った。
早く、して欲しい。
そんな俺を、高地先生が笑って見つめていた。


夕陽が、沈んでいく。
オレンジ色の西日が、窓ガラス越しに射し込む物悲しい景色。
遠くに見える山が、黒いシルエットを映し出す。
運動場には、部活に勤しむ生徒達の声が響いていた。
この時間帯が、好きだ。
ぼんやりと外を眺める。

「京極先生」

声を掛けられて、ひくん、と身体が震えた。

「会議中、上の空でしたね…。私に虐められる妄想でもしていましたか」
「高地、先生」
「さ、見せて」

そう促されて、俺は素直にベルトへと指を掛ける。
そして、スラックスを脱ぎ捨てた。

「高地先生…」
「相変わらず厭らしいですね、貴方の此処は」

黒のTバックは、勿論女性用の下着だ。
高地先生が、あの後プレゼントしてくれた物。
勃起しかけているペニスを隠してくれる筈もない。
勿論、陰嚢も小さな布地に押し潰されるようにぐにゃりとはみ出している。

「えっちなおちんちんを…虐めて、お仕置きして下さい、高地先生…」
「良いですよ。貴方はおちんちんを虐められるのが好きですね」
「はい、好きです…。高地先生に虐められるのが好きなんです…」

高地先生が、手に何かを持っている。
よく見れば、それが実験の時に薬品を掻き混ぜるガラス棒だと気付いた。

「ちゃんと消毒してありますからね。これを穴に挿れてあげましょう」
「は、い…」

下着をずらして、ペニスを取り出す。
両腿を拡げたまま、ガラス棒を入れて貰う為、高地先生へ向かってペニスを差し出した。
そして、強請る。

「先生、それを…おちんちんに刺して…ちんぽ穴、犯して…」
「行きますよ」

ずぶり、とペニスの穴にガラス棒が突き刺さる。

「…ぁ、う、ぁあっっっ、高地先生、ちんぽ穴、気持ち、いい…っ、もっと、出し入れ、して…、ぐちゅぐちゅ、掻き混ぜてっ」
「ここを犯されるのが、好きですか」
「好きっ、ちんぽ穴、拡げられるの、気持ち、いいっっ」

両手でペニスを掴み、突き出すようにしてガラス棒が与えてくれる快楽を貪る。
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