☆短編小説☆

□奴隷日記
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朝。
目覚めれば、しなくてはならない事がある。
まずは勝手に排泄や射精をしないように、尿道へステンレス製のスティックを挿入する事。
全ては主人によって管理されているのだ。

「ぁ、ちんぽ穴…拡がって…く…よぉ…」

その快感に、悶えた。
それが済めば、自らアナルへと薬液を注入する。
胎内を綺麗にする為だ。
直ぐに痛みが腹を襲う。
だが、主人の許しが無い限り、排泄する事は禁じられている。
つるりとした金属製のプラグで栓をすると、主人の訪問を待った。
痛い。
グルグルと腹が鳴る。

「お早う」
「ぁ、ご主人様…お早うございます…」
「ちゃんと浣腸はしたのかな」
「はい、浣腸させて、頂きました。ご主人様、お願いします」
「よし」

首輪を嵌め、奴隷用にしつらえられたトイレへと連れて行かれる。
今日は主人の機嫌も良い様で、すんなりと排泄を許してくれた。
虫の居所が悪ければ、一時間以上放置される事もあるのだ。
四つん這いのまま排泄を済ませれば、胎内を洗浄され、再びプラグを差し込まれる。

「さ、お仕事だよ」
「はい」
「今日はお客様がお見えになるからな。調理場に行きなさい」
「はい」

這ったまま、屋敷の調理場へと向かう。
そこでは、シェフ達が忙しく働いていた。
卵が欲しいと頼まれると、プラグを自ら抜き取り、鶏小屋へと向かう。そして、世話人へと声を掛けた。

「幾つ欲しい」
「入るだけ、と」

藁の上に這うと、自ら尻を拡げる。
プラグにより、緩んだアナルへとつるりとした鶏卵が入り込んできた。

「ぁ、あ、もっと…入れて、下さい…」
「今幾つ入ったか分かるかな?」
「三つ…ぁ、四つ…、五つ…、も、まんこ、一杯です…っっ、ありがとうございました…」

卵を腹に含んだまま調理場へと戻り、用意された鍋へと鶏のように卵を一つずつ産み落とした。
広がり、卵が零れる。
そして、また閉じる。
前立腺を掠めるたびに上がる喘ぎ声。
卵をようやく産み終える。
次はスープにするための人参を採りに行くように命じられた。
朝採りの新鮮な人参がアナルへと詰め込められて、奴隷は重い腹を抱えながら必死に厨房へと向かう。
少しでも遅ければ、主人に報告され、酷くお仕置きされてしまう。

「ぁ、あ…ぁん…」
「今日は四本か、よく入ったじゃないか」

アナルに埋まった人参を纏めて引き抜かれ、奴隷は小さく喘いだ。
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