novel
□ゴメンね? SN
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「翔さーん。」
「んー?何…?」
「遊ぼー。」
「後でね。」
「何で〜。今遊びたいの〜!」
「だって俺眠いんだもーん。だから後でね。おやすみ…。」
「翔さんのバカ。1人で遊ぶから良いもん。」
2時間後…。
「(やべ。寝過ぎた…。そろそろ遊んでやるか…。)和〜。遊んでやるからおいで〜。」
シーン…。
「和〜?まだ怒ってるの?」
ガチャ。
「(-.-)zzZ」
「寝ちゃったか…。」
和の周りにはトランプが散乱していてテレビにはgameoverの文字がでていた。
俺は和の周りに散乱していたトランプを片付け、テレビの電源を消した。
「ごめんな…。相手してやれなくて…。」
頭を撫でながら呟いた。
「んっ…。」
「あっ、起こしちゃった?和、相手してやれなくてごめんな?」
「もう良いよ…。俺こそ我が儘言ってごめんね。翔さん疲れてるのに…。俺の事嫌いになっちゃった?」
ウルウルな目で見てきた。
「嫌いになる訳ないじゃん。だから泣かないでね?」
「ふぇ…。翔さんっ…。」
「だから何で泣くの;男でしょ。ねぇ、これから夕飯の買い物に行くけど何食べたい?」
「…ハンバーグ…。」
「わかった。じゃあ買い物行ってくるね!」
「俺も行く!」
「うん。じゃあ行こっか。」
「うん!」
end。