ぱんつ

□ムサシはいちご鼻!! 第一話ムサシはいちご鼻
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ムサシは中学二年生。ごく普通のどこにでもいそうな女子中生。勉強も運動もいたって普通。そんな彼女の唯一普通ではないところ、それは…。



鼻がいちごのような形をしていること。



キーンコーンカーンコーン


「ふぁ〜、やっと眠い授業が終わってくれた〜!」


チャイムと同時に机に伏せていた顔をあげるムサシ。よだれの跡がバッチリ付いている。

「眠いって、授業中爆睡してたくせによく言うよー。先生ガン見してたよ。あと、よだれ。」
「まじか。」

隣の席で、親友のナナが呆れつつもハンカチを差し出す。ムサシにとって手を拭く場所はスカート。よだれの跡を気にしてなかったことと言い、身だしなみとかそういったとに無頓着なのだ。

「ほら、ご飯食べに行くよー!」

そうしてナナはひとりでさっさと行ってしまう。

「待ってよひとでなしーーー!」



これがムサシの日常。


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