大好きな大好きな、だぁぁぁぁい好きなクレアお姉様。
お姉様が楽しそうに笑う度、赤毛のポニーテールがゆらゆらと揺れる。
「どうしたのスティーブ?」
「はっ?えっ?い、いや!何でもないっ!!」
けど、なかなか言葉にできない。はぁ…こんなに難しいなんて……
「って、乙女じゃん!」
「ちょっと、急に大きな声出さないで!」
「え、あ、ごめん…」
うわぁぁあ…怒らせちゃったよ〜
俺、大分ショック。
「ねぇ、スティーブ」
「あ、は、はい!」
「好きよ」
「ああ、なんだ。そんな事……えぇ!?」
「だから、好きよスティーブ。大好き」
クレアがチュッと触れるだけのキスをした。
「スティーブは?」
「は、え、えっと…」
「答えて?」
う、上目遣いハンパねぇ!
「うっ…///」
「ねぇ」
「あ、あ、あ、」
「あ?」
「I Love you!!!」
ヘタレboy(でも好きよ。)
**