メイン(2)
□今年も終わりですね
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「今年も色々とあったよね」
彼女はそういいながらテレビに視線を送る。テレビのむこうで芸人達が笑った単日に尻を叩かれる。その光景が実に面白い。
「変わったこと、なんか色々あったね」
例えば校舎が新しくなった、新しい遊園地ができた。
変わったことを指をおって数える。その指をおる姿すら可愛いと思える自分は彼女が本当に好きなのだと改めて認識した。
他に変わったことをあったっけ?
彼女がそう聞いてきて、少し考える。変わったことは彼女がいったもので全部だ。他に変わったことは何もない気がするが。
考えてる途中で、あることを思い付いた。我ながらいいことを思い付いたな、と思いながら彼女に顔を近づける。
「変わったことはないけれど、変わらなかったきとはあるよ」
番組はすでにエンディングだ。これが終わると同時に年は跨ぐ。
「変わらなかったこと、何か分かる？」
「･･････何？」
あぁ、本当に可愛い。
「答えは、僕がアミティを好きで、アミティも僕が好きだと言うこと」
言い終わって罰ゲームだとでも言うようにキスをした。
彼女の顔は、年を越すとき真っ赤だった。
end
文がまとまらず、申し訳ありませんでした。
皆様の新年が素晴らしいものであることを、心よりお祈りします。