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□手をつないで
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最初の頃は少しドキドキしたくらいで恋なのかなんなのか分らなかった。でも・・・今なら分る・・・
アミティに対しての気持ちが恋情という事が
魔道学校の放課後・・・
僕達はラヘーナやメガネ、リデル達と遊んでいた。・・・そして日が落ちそうになった時ぐらいに
「みなさん、そろそろ帰った方がいいんじゃないでしょうか?」
「そうですわね、あたりもだんだん暗くなってきましたし」
「じゃあこれで解散にしようか」
「そっかじゃあリデル、クルーク、ラフィーナ、また明日ね^^」
手を振って3人が帰っていくのを見た後、僕らは同じ帰り道を歩いた。
「だいぶ・・・暗くなったね」
「うん・・・」
少し気まずい空気がただようそれもそのはず
さっき遊んでる最中にアミティにこう言ったのだから(好きです)って彼女は赤くなったけどすぐにごまかしてラフィーナ達と遊んだ。
ひどい事したっていう自覚はある、だけどクルークにあんな事言われなければ僕もしなかった。
(アミティ、隣のクラスの男子に告白されたらしいよ)
その言葉を聞いたとたん自分の気持ちが押さえられなかった。・・・そんな事を考えていると・・・
ギュッ
「!?」
アミティが僕の手を握っていた顔は真っ赤かで下を見ていて小さな声でこう言った。
「あの・・・さ・・・さっきの・・・本当?」
凄く可愛い声に顔でそんな事言われるからアミティに握られた手を解いてアミティの頬に触り、もう片方の手をアミティの背中にまわし、自分の方に引きそのままキスをした。