リクエスト
□ぷよぷよで、おとぎ話!?
1ページ/2ページ
ある所におとぎの国がありました。その国には、りんご姫、アルル姫、アミティ姫という三人の仲のいい姫達がいました。
しかしある風の話しで、最近鬼が島にいる鬼達が国々の町に出没しては女性をさらっていくという話しが、姫様達の耳に入りました。
姫達は決心しました。鬼が島へいって鬼を退治しなければ!そう考えたお姫様達は変装して旅に出ました。
「にしても、鬼を倒すにはやっぱり女三人じゃだめなんじゃないかな?」
アミティ姫がそういうとりんご姫が答えました。
「確かに、私達だけでは不安ですね」
「何処かにいないかな〜暇な男の人とか」
三人がなやんでいると・・・・
「「「誰か助けてーーー!!!」」」
と大きな男性の声が!
「今の何!?」
「あっちから聞こえたよ!!」
「行ってみましょう!!」
三人が声の主達のところに行くと・・・
「ん?誰だお前達は」
「あっれ〜☆もしかしておとぎの国のお姫様達じゃない?」
「そう見たい〜」
駆けつけたところにいたのは紫色の紙で目を隠している男の子に、白い髪の勇ましそうな男に、水色の髪のゆったりとした男の子、三人がいました。三人共、なぜかシルクハットをかぶっています。
「ここから悲鳴が聞こえたんだけど?」
「ああ、それならこいつらだろう」
アルル姫が問いかけると白い髪の男が指をさしましたその方向には・・・
ぐつぐつと煮え立つ大きな鍋に今にも入れられそうな赤い生足の魚に玉ねぎの鬼、そしてどんぐりなのか蛙なのかわからない生物がいました。
「えええ!!!何してるの!?」
「ちょ、やめなよ!」
「そうですよ!赤魚はともかく!たまねぎざえもんがかわいそうです!」
「しかしね〜☆(たまねぎざえもん?)」
「う〜ん・・・困った」
「なら、お前達についていってもいいか?そうしたらこいつらを放そう」
「?別にいいけど?」
「わかった」
・・・数分後・・・
「助かったぜ、ありがとよ姫さん方!じゃあな!」
「いったね」
「うん」
「まあいっか、僕の名前はまぐろ☆だよ」
「僕はシグ〜」
「俺は、シェゾだ」
「「「よろしく(な)」」」
「こちらこそ、よろしくです」
「うん!よろしく」
「よろしく」
・・・数時間後・・・
姫達はようやく鬼が島につきました。
「ここが鬼が島・・・!」
「何があるかわからないし、気をつけよう!」
「あれ?あんなところに箱が・・・」
「何かな?」
姫様達が箱を見ると・・・
『鬼が島に女の子が入る場合は箱の中の服をきてね☆
男は帰れ
鬼より』
「・・・だって」
「何がなんだかわからないけどともかく着よう!」
「う、うん」
姫様達が箱を開けると
「「「な、なにこれええええ!!!」」」
・・・数分後・・・
姫様達は鬼が島の中へと行きました。
・・・ウィンディングドレス姿で・・・
「何でウィンディングドレス?」
「しらないよ・・・」
「あ、あんなところに女の人達が!!」
「きっと連れさらわれた人達だよ!」
「皆大丈夫!?」
「?おとぎの国のお姫様達がいったいなんのごようですの?」
ピンクの髪の少女がたずねました。
「え、だって、鬼達にさらわれたって聞いて・・・助けに・・・」
「いりませんよそんなの、だって、ここは天国なんですから」
緑の髪の少女が答えました。
「「「・・・えっ?」」」
「町に戻ったって、男達の服や世話をしなくちゃいけないし」
「でもここなら好き勝手できるものね」
「だからわたくし達、別に困ってませんわよ?」
「え」
その時でした。
「そうなんだよね〜☆」
「俺達は別に、こいつ等に何もしていないし」
「むしろ、僕達が島を乗っ取られたんどよね〜」
「あ!!シグ!!」
「まぐろくん!!」
「シェゾ!!三人共島についたら見かけなくなったと思ったら!三人が鬼だったの!?」
とつぜん現れた三人の頭にはシルクハットはなく、角があった。
「僕達は自分達のお嫁さんをさがしてたんだよね〜」
「そうそう☆」
「それで、探していたらちょうどピッタリな姫達にでくわしたわけだ」
「「「え?」」」
「アミティ姫〜」
「きゃあ!?////」
「結婚・・・しよ?」
「えっ、ええ?////」
「りんご姫は僕と・・・ね☆」
「ふええ!?////」
「アルル姫・・・お前は俺のだ」
「ええ!?そ、そんないきなり・・・////」
こうして姫達と鬼達は末永く幸せにくらしましたとさ☆
おしまい
続きで小話