リクエスト
□自分の未来をあなたに・・・
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「はあ・・・また、ですわ・・・」
誰もいない教室、私は一人で溜息うを付く、簡単な話、あのメガネ・・・クルークとケンカした。
ちょっとしたささいなできごとで私達はケンカしてしまう・・・そしてケンカしてから後悔するのは自分だ。
「・・・はあ・・・アミティさんでも誘って帰ろうかしら」
そう呟いて席を立ち、隣のクラスに向う。
クルークに告白できたのもアミティさんのおかげ、彼女が背中を押してくれたからクルークに告白できた、それでか、私とアミティさんは親友になれた、まあする事といえば・・・・
そんなことを考えながら隣のクラスの扉に触れようとすると・・・
「ちょっシグだめだってば!////((汗))」
「え〜いいでしょ〜?」
「だからだめってうわああああ!?////」
私のすること、それは・・・
ガララララ!!(私が扉を開ける音)
「シエルアーク!!!」
「うへーー」
この用に、アミティさんをシグのハレンチな行動から守る事。
「アミティさん!無事!?」
「ラフィーナァありがとう!!」
「別にいいですわ、それよりアミティさん、一緒に帰りません?勿論シグも一緒に」
「別にいいよ!シグもいいよね?」
「うん、いいよ」
「それでは帰りましょう」
〜帰り道〜
「それにしてもなんだか久し振りだね〜こうやって帰るの」
「そうだね〜」
そんな会話をしながらお互いを見つめながら話し合っている二人、こうやって見ると・・・二人が羨ましい・・・
はあっとまた溜息をついた。
「・・・あっシグここでバイバイだね!それじゃあ明日ね!」
「うん、明日〜」
手を振りながらシグは帰っていった。
「でっどうしたの?ラフィーナ」
「ふえ?」
アミティさんはくるっとこっちに向きを変え、微笑みながら優しく問いかけてきた。
「なっなにがですの?」
「しらをきってもだめだよ!何かあったんでしょ、クルークと」
「うぐっ・・・」
「もしかして・・・またケンカしたの?」
「・・・アミティさんはいいわね、シグとうまくいっていて」
「う〜んでもあたし達、前世のことで本当に付き合うことを許されてるわけじゃないんだよね〜」
「・・・あっ」
そういえば前世ではアミティさんは女神シグは・・・魔物の子孫でしたっけ、あのクルークの持っている本のあやしい魂がそういってましたわね。
「でもさ、それでもあたし一緒にいたいと思うの、だって・・・本当に好きな人だから」
「・・・・・」
「それにシグになら、あたしの一生をまかせてもいいなって思うの・・・・ラフィーナもそうでしょ?クルークのことが好きなんでしょ?」
「そっそうだけど」
「そういえば思ったんだけど、なんでケンカしたの?」
「・・・他の女子と仲良くしてたから・・・」
「・・・えっ?それで?」
「だっだって本当に楽しそうだったんですもの!ついっかっとなってしまって・・・」
「でもクルークいつもラフィーナのこと言ってたよ?乱暴で怒りっぽいけど・・・・可愛い奴だって」
「!?////((カアアアアア))」
「今ならまにあうよ!走って仲直りしてきなよ!」
「・・・ええ!そうですわね!クルークに謝りに行きますわ!」
「じゃ〜ね〜」
私は走った、全力で、そのせいでか周りがあまり見えない。
「・・・あっ・・・!」
クルークの家の近くには本を立ち読みしていたクルークの姿があった。