リクエスト
□優しい彼
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レムレス先輩に出会ったのは学校に入ってすぐのこと、彼はこんな性格のアタシに優しくしてくれて・・・ようやく付き合うようになれた・・・アタシの愛しい人・・・
・・・だけど・・・
付き合ってからというもの、アタシはレムレス先輩に対してすこしギクシャクしてしまうようになった・・・
「あら、フェーリーさん、ごきげんよう」
「・・・ラフィーナ・・・」
「どうなさりましたの?そんなに落ち込んで」
「・・・別に・・・貴女達はいいわね、同年齢でしかも普通にラブラブできるんだから」
「そ、それは私とアミティさんのことを言ってらっしゃるの!?////」
「そうよ、アナタはクルーク、アミティはシグ・・・本当に、羨ましいったら」
「・・・ハハァーン、さては、レムレスのことで悩んでますのね?」
「!?////((カアアァァァ))」
「図星、ですわね、別にいいんじゃない、貴女方もラブラブすれば」
「そっそうだけど・・・やっぱりなんだか、恥ずかしいっていうか・・・」
「・・・噂をすればなんとやら、レムレスの登場ですわ」
「えっ!?////」
ラフィーナの視線のさきには、確かにレムレス先輩がいた。