キャラなう。

キャラの気持ちを聞いてみる?
それともなんでも(!?)探偵団のレポートを見る?
◆−8な彼。 

*コラボCP
*バーにて


気前のいいジャズが店内に響く、「彼ら」お馴染みのバー。
そんなバーの机に、ダン!と氷の入ったグラスが叩きつけられた。

「だれだっ、おれをこんなにしたのは!」

店内には、この場にはそぐわない少年のようなテノールが響き渡る。
いつもより幾分も大きい深紅の瞳を吊り上げる少年は、近くで騒いでいた仲間を睨み付けた。
しかし、いつもにましてそれは迫力が、なく。

それを耳にした仲間と実の兄は、愉快そうに笑った。

「っふ、ははは、飛鳥ちゃんかわいー。ちったいなあ」

脇の下に手を差し込まれ、くすぐったさと揶揄に反論しようとするが、フワリと身体が宙に浮き、飛鳥は地につかない足をジタバタさせる。

「ちったいゆうな!はなせっ、あにきも笑ってんなっ」

「っははッ、わりーわり。懐かしいからつい、な」

飛鳥の兄と、張本人以外は酒が回っているからか、本来では有り得ないことが起きようが、平然に受け入れている。

飛鳥の兄、遊馬は過去の飛鳥を思い出してかクスクスと笑う。

張本人は、持ち上げられている飛鳥を横目に、長い銀髪を小さく揺らしながら、笑った。

「なーここも小さいのー?」

ケラケラ笑いながら、股間に伸ばしてきた手を、小さい掌で飛鳥は叩き、涙目で睨みながら首を真っ赤にし、ボソボソ告げる。

「ダメ!ここはとーる以外、さわっ、ちゃ…」

何を言っているかは仲間には分からなかったが、涙目に加えて真っ赤な姿にやられたらしく、鼻を押さえている。

そんな、無自覚に加え小さいながらもフェロモンを撒き散らす飛鳥に、遊馬と筧はクスクスと笑った。

「筧。カメラ。加藤徹に渡す」

「あいあいさー!」

楽しげな二人の策略に気づけていないのか、降ろされた飛鳥はまだ恋人を想い、赤らめながらモジモジと太股を擦り合わせている。

「な。飛鳥。誰にならここ、触らせていいんだ?」

飛鳥の小さいながらも主張する、テントを張った自身をズボン越しから指先でツ、となぞる遊馬が、問いかける。

飛鳥はフルリ、と四肢を震わせながらモジモジと太股を擦り合わせ、遊馬を見上げながら、真っ赤にし深紅の瞳には涙をいっぱいに溜め、甘い声で紡いだ。

「ひゃ、あん…っ!っ、とーるじゃ、なきゃ…、ダメだ…っ」

おそらく、絶妙な、アングル。

己の後ろで撮っていた筧に目配せをすれば、親指を立てられる。
さすが盗撮のプロ、いやへんた…、…さすが、筧。

真っ赤に加えて涙目、甘い声に恥ずかしがりながら、ボソボソと告げる様子、くねる肢体。

これを加藤徹にあげたら、どんな反応すんだろうな。
クク、と楽しげに笑った遊馬と筧はロックのカクテルを、一気に煽るのだった。


――

小さくなっても、徹さん大好きと強気は変わらない!←
しかし恥ずかしいから、ボソボソとね!←
ここでもでしゃばる筧さんと、楽しんでる遊馬が好きですが何k(ry←

2013/09/17(Tue) 22:47

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