キャラなう。

キャラの気持ちを聞いてみる?
それともなんでも(!?)探偵団のレポートを見る?
◆+7な彼ら。 

*コラボCP
*高校生バージョン

夕日が昇り、太陽が沈んでいく放課後の、時間。
空が綺麗に赤く染まるのを横目に見ながら、蒼穹の目を持つ黒髪の少年は、まだほんのりと温かいポテトを銜える。
目の前のソファーに座る二人は、端から見て恥ずかしくなるくらいの、ラブラブぷりを発していた。
…表面上だけ見ればただの討論だが、少年からして腐れ縁の親友が、恋人の尻を撫で、それに対し赤らめながらも軽くいなすだけという様子は、ただのイチャイチャにしか見えない。

「っ、ケツ触んなバカ!」

「えー…そう言いながらも嫌じゃないでしょ?円」

ニマニマと意地の悪い笑みを浮かべながら、夏服の薄いズボンに覆われる尻を撫でるのは、蒼穹の目を持つ少年の腐れ縁の、安海新一だ。
中学だけ少年とは異なるが、小学校時代は一緒であり、性格も似ているからか、いつかしらか行動を共にすることが多くなったらしい。

対して、尻を撫でられながらも満更ではないからか、真っ赤にするも軽くいなすだけという少年は、新一の恋人の速川円だ。
少年と新一からして、彼は高校から知り合った親友だ。
柔道を習う彼は、柔道部のエースである。

そんな二人の様子を横目に、蒼穹の目を持つ少年、青羽翔太は拗ねたように、冷めはじめたポテトをシャク、と食べた。
いつも一緒にいられる彼らが、羨ましい。
自分の可愛い可愛い恋人は、残念ながらいつも共にすることはできない。
彼は他校であり、中々会う機会が設けられないからだ。
それでも、たまに遊んだり彼を抱いたり…彼をめいいっぱい愛しているのだけど。
恋人のことを思い浮かべているからか、自然と頬が緩む。

「今度さ、ダブルデートとかしたいよな。…エッチの見せあい、とか」

そんな翔太に小さく笑みながら、新一が溶けたシェイクを飲む。
そんな新一に対し、円は飲みかけていたジュースに噎せ、思いっきり咳き込んでしまった。

「っな!何言って…!そんなこと公の場で言うな、バカ!」

「へー…円、ここじゃなかったらいいんだー!やっぱり満更じゃないんでしょー?」

「なるほど、さすが円。エッチだなあ、やらしっ」

真っ赤にしながら涙目で新一を睨む円に、翔太と新一はクスクスとわざとらしく小首を傾げて尋ねる。
更に息を詰まらせた円は、プルプル震えながら冷めたポテトをシャク、と摘まみ、視界に移った沈む夕日を軽く睨むのだった。


――
放課後とか、寄り道とか好き(*´ω`)
三人は仲良しだから、よくこんなたわいもないことを話し、円を二人して弄ってるw
巧真くんがいたら、巧真くんも弄るんだろうなあ二人はw

2013/09/17(Tue) 21:14

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