切ない物語

□ずっと前から君だけを
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――Nside――

俺はずっと前から君だけ。

ずっと前から見てきた。

君だけを。

大野さん・・・

俺たち、嵐で一番仲良かったじゃん。

なのに。

いきなり翔さんと仲良くし初めて、いきなり付き合うだなんて


おかげで今日はひとりぼっち。

俺はずっと前から見てきたのに

大野さん・・・・・・

大野さん・・・

俺は好きなんだよ・・・

今さら告白なんてしても意味がないよね

ふられるんだから。

あぁ・・・





俺はどうすればいい・・・






大野さんは俺が何をしていてもこっちを見てくれない。

O『翔くん、翔くん』

って。




俺が死んだら俺の事見てくれるかな。

そっか。


きっと大野さんは優しいから、俺が死ねば見てくれる。


それなら喜んで死のう。


大野さんが一瞬でもこっちを向いてくれるなら。


俺はいつでもそっちを向いているから、

もう何ヵ月もあっていなかった

目が何度も絡まった。

やっと見てくれた


ばいばい大野さん。





O『にのっ!?』




もう何ヵ月も触れていなかった肌に優しく触れる。



N『やっと大野さん・・・見てくれた・・・』


――――――――――――



そして皆がいたこの楽屋で

俺は・・・・・・・・・






end

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