切ない物語
□cry for you
5ページ/5ページ
そんなある日
S『ねぇ今日にの暇ぁ?』
相葉さんには悪いけど、最近会って無かったし。
N『暇ですよ。俺んち来ます?』
S『行きたいっ*』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
翔さんは俺んちで他愛もない話で盛り上がって。
時間だけが過ぎていく・・・
S『ねぇにの?あの・・・』
N『?』
急に声の高さが変わり、正直ビックリした。
今にも泣きそうな震えた声を振り絞って翔さんは口を開いた。
S『俺さ・・・。相葉ちゃん・・・の事・・・好き・・・なんだ。』
今までの話題とは少し違う真剣な話に言葉が出なくなる。
S『変だよね。俺・・・何で・・・っっ・・・よりによって、、あ・・いばちゃ・・・グズッ』
目の前で鳴き始める翔さんを励ます以外に出来なくて。
俺は応援するって言った。
あの時。相葉さんが相談してきたように。
N『変じゃないですよ。だってあんなにも仲良いじゃないですか!!俺は応援しますよ。』
S『あ・・・りがッ・・・と。。』
それから俺は翔さんを精一杯応援しようと頑張った。
何でだろう。
いつのまにか。
気付いちゃったんだ。
俺の本当の気持ち。
でもこの気持ちは誰かに伝えるものではなく、
誰かを傷つけ、苦しめる事でしかない
好きになっちゃったよ・・・
―――――――翔さん・・・っ