05/29の日記

02:38
僕を見て(サモナイ3:ウィル→アティ
---------------
ウィル君は頭がいいのです
故に、自分の感情が今のままでは実らない事を知っているのです
ウィル君は頭がいいのです
でも、幼さゆえに経験が足りないのです
ウィル君は頭がいいのです
だから、幼さゆえの真っ向勝負を使うのです←前提





強い衝撃を受けてアティはベッドに背中から倒れる
直後に自分の腹部の辺りにずしりと重さを感じた
アティをベッドに倒した張本人に馬乗りにされているのだ

「う、ウィル君…?どうし…むぅ…!?」

アティが言い終える前に、ウィルがアティの唇を塞ぐ
押しつけるだけの強引なキスがアティの心を酷く揺らす、そして-

ばちん!

と、部屋に平手打ちの音が響いた

「ど、どうしてこんな事するんですかぁ…!」

生徒に唇を奪われたショックと手をあげてしまった罪悪感が交じった、言葉に出来ない感情にアティは涙を流す
ウィルはアティを見下ろしながら、淡々と言葉を紡いだ

「僕、先生が好きなんです」

「へ……!?」

「でもこのままじゃ先生は、僕を見てくれない」

予想だにしない告白に再びアティの心が揺さ振られた
そんなアティを見下ろしながら表情も変えずにウィルは淡々と言葉を続ける

「それは僕が生徒、子供だからだ。この島には先生に好意を抱いてる男が他にいる。僕だって同じくらい、いや、それ以上に先生が好きなのに、僕が子供の内は僕の気持ちは届かない。ずるいよ、僕だって先生が好きなのに、今のままじゃ先生は僕を見てくれない。今の僕が先生を好きになって何が悪いんだ…!」

今度はウィルの瞳から涙が流れ始めた

「アティ、お願いだから僕を見て…」










ヤンデレウィル君
カイルやスカーレルの何気ない「子供だから」の言葉を気にしすぎるウィル君
多分、他の皆がアティを気にしてるぐらいの時、ウィルだけ完全にアティに好意を抱いている
だから気にしてる奴らの発言を異常に気にしてしまう
そしてウィルは頭がいいからアティが自分を見ない事を知ってしまう
だから、無理矢理にでもこっちを向かせようとしたのです、みたいな、感じ
この後本格的に泣きだしてしまったウィルをアティが抱き締めてウィルは泣き止んで笑顔をみせるんだけどその笑顔はアティが自分を見てくれるようになったからという歪んだもの
アティはそれに気付けない
この出来事のせいでアティの心にウィルが強く刻まれてしまうのでアティは他の男のアプローチを受けてもウィルが頭にちらつく様になってしまう
ウィルの計画通り
うわぉ、少年ヤンデレーは蛇のように狡猾にアティを狙ってるよぉ
ってかなんでウィルがヤンデレになってんね〜ん
でもあの四人の中だとウィルが一番ヤンデレ似合うわ、俺の中で
ウィルのヤンデレストーカー設定を考えるのが楽しいけど、それを話に仕上げるのが難しい
なんでこんなネタ考えちまったんだ…
まぁ、また思いついたら足していったりして完成系に持っていきたいものです

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ