05/21の日記

10:26
多分二番煎じなネタ(D.G アレン×ミランダ
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まだカップル成立前で仲の良い、姉と弟みたいな感じの二人
二人が部屋で話しててミランダのイノセンスを戦闘用に使えないかみたいな話になって「範囲内の時間を止められたりしないか」みたいな話をしてて「とりあえず、やってみましょう!」とのアレンの言葉にミランダがイノセンスを発動してアレンに「時間よ、止まれ!」みたいな事を叫んでみた←前置き




「なんてね、流石に私のイノセンスでも時間を止めるなんて……アレン君、どうしたの?」

ミランダは目の前のアレンに話し掛けるが、アレンはピクリとも動かない
試しにアレンの目の前で手を振ってみるが、アレンの反応は無かった
頬を突いてみたり目の前で手を大きく叩いてみても、アレンは微動だにしなかった

「う、嘘!?本当にアレン君の時間を止めちゃった!?どうしましょう!私にこんな力が…!」

今起きている出来事に喜び慌てふためくミランダであったが…

(あぁ…ミランダさんが予想以上に喜んでる、どうしよう…)

時を止められているはずのアレンの心中は複雑であった

(大道芸の一つの『絶対に動かない芸』を見せたかっただけなのに…変な言い方しなきゃよかった…言いだしにくいなぁ…)

視線だけをミランダに合わせてアレンは考える

(とりあえず、ミランダさんがイノセンスを解いたら正直に言おう…)

アレンが今を耐え続けようと決めたその時であった

「アレン君…今は…時が止まってるのよね…」

何かを考えるような仕草を見せたミランダが、ゆっくりとアレンに近づいた
そして、「ごめんなさい…」と呟いた後にミランダはそっとアレンに口付けた

(!!!???)

「本当に、止まっているのね…」

これはアレンにとって相当な衝撃であったが、幼少の頃から生きる術として身体に叩き込んだ芸がアレンを動かす事はなかったのだ
高鳴る心臓の音や荒くなりそうな息遣いを必死に抑えながらアレンはただミランダの言葉を聞いた


「私ね…アレン君の事が好きなの…友人としてじゃなくて、一人の異性として、ね。貴方が私を強くしてくれた、あの時からずっとアレン君の役に立ちたいって思って生きてきた、あの時からずっとアレン君の事を考えながら生きてきたの」
アレンはミランダの告白を黙って聞き続けるしかなかった
こんな辛い事があるだろうか、馬鹿な思い付きを考えたさっきまでの自分を殴りたくてしょうがない衝動すらも抑えながらアレンは今を耐え続けた

「こんな事、普段なら絶対に言えないわ…こんな…時が止まってるのをいい事に唇を奪うなんて事をする卑怯な女…アレン君に相応しくない…」

アレンはミランダの言葉を聞いて胸が張り裂けそうになるのを感じた
それはアレンがミランダと出会ってから胸の奥に生まれていた感情がそうさせるのであった
アレンはこの感情の名前を知らない
しかし、ミランダの言葉や行動がアレンの奥底にあるその感情を爆発的に成長させる事になる

「10も歳が離れた女にこんな事されたら…嫌でしょうね…ごめんなさい…でも、でも…こんな機会が巡って来るなんて思わなかったんだもの!」

ミランダの声が段々と悲痛なものに変わってゆく

「ごめんなさい…これで最後…最後にするから…」

そう言ってミランダは再びアレンに口付けた
先程よりも長く、この時を自分に刻み込むように…
ゆっくりとミランダの唇が離れる

「ありがとう、アレン君…」

満足した様に、ミランダは発動しているイノセンスを解いた
しかし-

「あら…?」

ミランダの目の前のアレンは動かない
おかしい、もうイノセンスは発動していないのに…
ミランダはもう一度アレンを見る
そこでミランダは異変に気付く
アレンの顔が茹で蛸の様に真っ赤になっているのを…

「あああああアレン君…!?」

「もう…無理だよ…」

「え…?」

アレンの口だけが動いて言葉を吐いた
次の瞬間にミランダはアレンに抱き締められ、唇を奪われた

(!!!???)

今度はミランダが衝撃を受ける番であった
今、一体何が起きているのだ?
その答えはアレンが持っていた

「僕もミランダさんが好きです!」

「えっ…!?」

アレンの言葉にミランダの心臓がドキリと跳ね上がる
僕゙も゙…!?
この言葉が表す意味は、一つしかない

「あ、アレン君!?全部聞いてたの!?」

「はい!って言うか時間なんて止まってません!」

「えぇっ!?」














みたいな、ね
もうこっから先は互いに大告白タイム
アレンもミランダに恋心を感じていたんだけど、ミランダと同じでこんな大それた気持ち、相手に相応しくないと思って胸の奥にしまってた
でもミランダが行動に出たからその気持ちが大爆発
まぁ互いに涙を流しながらの好き合戦
最近はカップルを成立させる話が好きだ
成立後のまったりラブラブな感じも好きだけどね
あ〜!!
アレミラが読みてぇ!!

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