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□傍に…
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土方目線

総司は療養のために大阪にいる。だんだんと病状は悪化し、病名など言われなくともわかるほどだった。何故、言ってくれなかったのか。総司の病状が悪化していくたびにその思いはつのっていく。

「土方さん、今日の仕事は俺に任せてください。」

「斎藤…」

「私もできることはしますから、土方さんは沖田さんのお見舞いに行ってきてください。沖田さんが療養に行ってから一度も会っていないんでしょう?私たちは大丈夫ですから」

「千鶴…二人して、どうしたって言うんだよ」

「土方さんの悩み事といえばいつも総司のことだと思うので…」

「…お前らにはお見通しってわけか。わかった、頼んだ」

こうして俺は総司の見舞いに行くことにした。
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