ワンピ夢
□闇の少女
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嵐の中……
一人の少女は闇の中を音を出さずに走っていた
そこは高級料理が食べられる船の中……
忍者の一員として生まれた少女・核は受けた任務を遂行するべく目的の場所に向かっていた
『?!』
行く先の部屋に人の気配を感じた核は止まり、今まで以上に息を殺した
「……も…な…な?」
「…ぁ」
「れ……を…出せ」
ドアに近づき隙間から中を見状況を把握する
(三人……いや…六人)
中では【ある物】を取引している最中だった
「これだ」
一人の男が鞄から出した物…それは…
(あった…【悪魔の実】…)
核は目的の物を確認すると、ポーチから、すっとクナイをぬいた…
息を小さく整え、目を閉じる…
そして、その場から闇に交えるように姿を消した