緋色の欠片
□明けて閉める!
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2013.1.1
新年の行事がまた宇賀谷家で開かれようとしていた。
3、2、1、・・・
全「「あけましておめでとー!」」
鴉「よし!鍋食うぞ!」
鬼「うす!奉行!」
珠「新年早々・・・あ、あははは・・・」
蛇「さ、珠紀さん。鴉取君たちに食べられる前に食べましょう」
狐「・・・白菜が・・・うまい」
皆個々に鍋を取り合う中、一人だけ存在を忘れられている者が若干一名・・・。
珠「・・・・・・・・・あ、」
鴉「ん、?ろーしたー?(どーしたー?)」ふご。
珠「ああああああ!采架のこと呼ぶの忘れてました!」
全「「あ。」」
完全に忘れていたようだ・・・鍋の力、恐るべし。←
呼びにいきましょう!
姫サマのその声で鍋の蓋を閉め、出かける準備をしだす守護者たち。
あっという間にその場から動き出すのだった。
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