SUGAR & SPICE
□残るものの結末
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ダートは続々と増える一方。
数十体いたダードの数は倒しても減ることを知らない。
ケテルとマルクトが来ているということ
ロウトも戻ってくる、ということ。
『・・・ッ・・・早く、しろ・・・ッバカ弟子!』
ザンッ
グアアアアアッ
ドオォンッ
『!!』
「バカな弟子で、悪かったな!」
ああ。お前はバカ弟子だ。
―――ロウト。
多くのダードを斬りまくる。
ロウトは薙ぎ払い、潰しを繰り返す。
「・・・・・・あのときみたいだな、采架」
『・・・奇遇だな、私も思っていた。ロウト』
私がこの世界へ来ることになった原因。
『・・・ロウト、』「ん?」
あのときのように、またロウトと戦えることが何よりも嬉しかった。
『・・・・・・蹴散らす、援護してくれ』
「!!・・・・・・・・・了解」
チャキリッ スッ
「『うらああああああッ!』」
ズドォォォオオオオオンッ
あのときのようにダードを滅した。