SUGAR & SPICE
□不穏な気配
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朝目が覚めると、
『・・・っ・・・?』
世界が回っていた。
頭がぐらぐらと揺れる。
『・・・うっ・・・・・・』
そんな体に鞭を打ち起きる。
歩き方が変になるが気にせずに歩く。
少し騒がしい台所を通り過ぎ居間へ着いた。
「おー・・・て大丈夫か・・・っ!?」
『・・・・・・ああ・・・多分な・・・』
居間には守護者6人と芦屋が座っていた。
「ふらふらしているぞ・・・?具合でも悪いのか?」
『・・・気にするな・・・じきに直る・・・っ・・・』
心配してきた拓磨と遼を軽くあしらい座ろうとする。
が。
『・・・・・・はっ・・・う・・・ッ・・・』ドサッ
「「!!」」