SUGAR & SPICE
□滅する者と、守る者。
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春日の声を聞きつけたのか、
守護者と言蔵、そして私が会ったことのない者たちが3人部屋に来た。
『・・・私は、どれくらい寝ていたんだ・・・』
「約1日、ですね。傷のほうは大丈夫ですか?」
『少し痛むが、大丈夫だ。問題はない』
「ったく、急に倒れんだもんなー。ビビッたぜ」
『・・・・・・すまない』
そんな会話をしたあと、
3人の自己紹介をしてもらった。
今日行った(おこなった)村の調査で見つけた少年、凛。
典薬寮という組織に属する芦屋正隆とその部下、多家良清乃。
その後、しばらく休めと言われた私は
そのまま仕方なく眠りにつくのだった。
滅する者と、守る者。
(滅喰者、)(守護者。)