SUGAR & SPICE
□現れる影、戦闘。
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自己紹介が終わり
各自で今日の出来事の整理を行っていると
隣で考え事をしていた春日が声を上げた。
「・・・・・・あれ・・・・・・」
『・・・・・・どうした?』
聞くと、
「はい・・・ねえ・・・みんな・・・・・・。
できれば教えて欲しいんだけど・・・・・・なんで、まだこんなに明るいの?」
・・・・・・言われてみればそうだな。
「そういえば・・・・・・そうですね」
「・・・・・・狐に化かされているような気分だな」
「・・・・・・ですね」
『そうだな。』
幻術・・・狐邑は専門だったよな。
『狐邑。本当にそう、ということはないのか?』
「・・・・・・俺の感じる限りでは、これは夢や幻の類ではなく、現実」
「何か特別な力を持ったカミ様の仕業なのかな・・・・・・」
「調べてみなきゃ始まらねぇから、調べんだろ。
まずはそれからだ」