小説(アリス)
□消えないで
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―いやだ。一人にしないで。一人にしないでよ…行かないで…染岡君!!―
吹「一人はやだよぉぉぉ!!」
円「吹雪!?大丈夫か?すごくうなされてたけど…」
吹「……キャプテン…いや大丈夫!!」
円「ならよかった!染岡も怪我してFWがお前と豪炎寺しかいないんだからもう少し休めよ?じゃ!練習してくるからな!。」
吹「うん。」
ー………みんな期待してくれてる…でもその期待に答えられるのは……―
ア(お前じゃなくて俺だ!!)
吹「!?アツヤ…」
ア(士郎…期待されてるのはお前じゃない。)
吹「………そんなこと…ない…」
ア(どーだか。)
吹「………染岡君…」
ー一番に君に話したかったよ……ー
染「…また一緒に風になろうぜ!」
吹「…もちろん!!早く怪我なおしてね?」
染「あぁ!!」
―……君と風になれるのは…僕じゃない。もう一人の僕…染岡君と風になりたい。偽の僕でもいいから―
だからアツヤ……ー消えないでー