タンタン
□岩蝉in屋台
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お祭りにて
『いらっしゃーい!射的一回300円だよ』
岩「おっ懐かしいな、やろうぜ蝉」
蝉「射的〜?」
岩「自信ねーのか?」
蝉「んな訳ねーだろ。余裕だっつーの!」
岩「じゃあ一回な」
『毎度ありー!』
岩「よし、じゃあ俺はあれを…」
どんっ
『おめでとー!おにーさん上手いね!はい、景品のおもちゃの手錠』
蝉「んなもん何に使うんだよ?」
岩「まぁ…いろいろとな」
蝉「じゃあ、俺はあれだな。インスタントしじみ汁」
岩「地味だなぁ、もっと良いもんねらえよ」
蝉「うるせぇな、どう見たってあれが一番だろ。せーのっ…」
どすっ
『おめでとー!お兄さんも上手いねぇー!ってナイフ刺さっとるー!!』
蝉「さすがだろ?」
岩「銃を使え、銃を」
蝉「あー!!粉、全部こぼれちまってる…!」
涙目の蝉さんでした。
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