戦国BASARA
□第5話
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ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!!!
伊達「へい、がーる!!あけろよ!」
片倉「政宗様、お下がりください。ここは小十郎めがこの壁を破壊します!!」
ドア越しになんだか恐ろしい会話が聞こえるんですけど。
まだ建築して新しいこの高級住宅を壊す気ですか。そうですか。
だけどね、
主人公2「その壁を壊してみやがれ。その瞬間ここにいる奴らがお前らを狩ってやるよ。」
明智「フフフッ」
竹中「勿論さ。」
毛利「ふん。」
もうすでにここは魔の巣窟なのです。
「「……」」
ドア越しにこちらの黒い気配を感じたのか、声はピタリと止んだ。
主人公1「さて。騒がしい人達も一通り片付いたことだし、朝ご飯にしましょうねーvV」
慶次「あさごはん?」
主人公2「朝餉のことだな。そういえばまだだったな。」
元親「言われてみれば腹ヘったな。」
主人公1「二人にも作ってあげるから、行こう?」
元親「いいのか!?」
主人公2「当たり前だろ。ここに住んで飢え死にされるなんて笑えねぇよ。」
主人公1「いや、アンタなら笑いそうだよ。」
主人公2「…そうかもな。」
竹中「主人公2くん、そこは否定する所だよ。」
毛利「ふん。おになどそのへんの雑草でじゅうぶんよ。」
元親「じゅうぶんなわけあるか!!」
主人公1「ほらケンカしな〜い!ナリちゃん行くよー。」
毛利「いいかげん下ろせきさまっ!!」
慶次「春だねぇ♪」
明智「私は少なめでお願いしますよ主人公1。」
主人公1「はいよー!」
拝啓 海外のお父さんお母さん
主人公1は愉快なものを拾って一緒に暮らしています。ただ、
慶次「なあ、主人公1ちゃん。」
主人公1「ん?」
慶次「政宗たち、本当にあのままにしておくのかい…?」
主人公1「…どうだろうねぇ。同居人の考え次第かな。」
慶次「そっか…」
主人公1「…心配じゃないって言ったら若干嘘になるけどね。」
私と黄色い少年は玄関先の人達が気になってしまいます。