戦国BASARA
□第4話
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主人公1「じゃあ、あいさつも終わったことだし、明智さん竹中さん毛利くん。」
毛利「なぜ我だけ子どもあつかいなのだ!!?」
主人公2「今更何言ってんだ坊主?お前思いっきり子供じゃねえか。」
毛利「ちがうわ!!!!」
主人公1「?」
竹中「毛利くん、話がややこしくなるよ。その話は後にしよう。」
毛利「ぐっ・・・!!」
主人公1「進めてもいい?」
明智「構いませんよ。」
主人公1「わかった。じゃあ全員とりあえず
脱げ。」
「「Σ!!!?」」
明智「おやおや大胆ですねぇ・・・」
スパーンッッ!!
主人公1「いでっ!!」
主人公2「紛らわしい言い方してんじゃねぇよ!!そして本気で脱ごうとするな明智!!」
明智「言うとおりにしたのに・・・何ですか全く。」
主人公2「こっちのセリフじゃボケ!!この主人公1と言う名の馬鹿が言いたかったのは武具を外せってことだよ!!」
主人公1「さりげなく私を貶す主人公2に主人公1ちゃん泣きそう・・・」
主人公2「毛利と明智は特に外せ。」
毛利「ひいきかきさまっっ!!」
主人公2「お前らが一番ぶつかったら(刺さったら)痛そうなんだよ!!先端恐怖症な奴の気持ちも少しは考えやがれ!!」
竹中「主人公1くん、主人公2くんは先端に恐怖するのかい?」
主人公1「ううん全く。だって刃物持ったひったくりに突っ込んで行ったことあるもん。」
竹中「(主人公2くんのほうがよっぽど恐いよ・・・。)」
毛利「ええい!!たけなかもさっさと外さぬか!!」
竹中「八つ当たりはよしてくれないか毛利くん。」
現在帝王の手によって兜やら具足やらを剥がされている毛利元就。
冷や汗が滝のように流れている。
毛利「きさまには恥じらいとゆうものがないのか!!ーーっもっと丁寧にできぬのか!!」
主人公2「うるせえ!!もたもたすんなイライラする!!」
竹中「ずいぶん理不尽だね・・・」
主人公1「あー、もうそんな乱暴にしちゃ可哀想じゃん。代わって主人公2。」
主人公2「よし、うるさい坊主は任せた。」←実は面倒臭かった
主人公1「はいはい。さあ、脱ぎましょうねー。」
毛利「だから一人でできると・・・!!!!!」
そんなこんなですっかり普通にほど遠い和装になった3人。
普通にほど遠いのはもとがアレだから仕方がない。むしろ普通という文字が見えてきただけで進歩だとおもった二人。
ちなみに竹中半兵衛はマスクもとられた。
毛利「ばか者!!てきしゅうがあったらどうたいしょするつもりぞ!!」
主人公1「Σ敵襲!?何で!!?」
主人公2「ねぇよそんなもん。今は戦もねえし、平和な世の中なんだよ。」
明智「それはそれは…つまらない時代ですねぇ。何を狩ればいいんですか。」
「「「「………」」」」
なんか明らかに私と価値観違う人いるんだけど!!
死神みたいな奴いるんですけど!!
主人公1「ま、まあ無駄な戦をしなくていいなら(一般人は)それに越したことはないよ。」
主人公2「だ、だよな。(一般人は。)」
主人公1「殺人なら極たまに起きるけど、警察に捕まっちゃうしね!!」
毛利「けいさつ?」
主人公1「役人のことだよ。だから気をつけてね。」
明智「ではその“けいさつ”とやらを殺せば良いのですね?」
主人公1「この人話通じないよ!!!!」
その後、明智を重点的に必死に法律を教えた二人のおかげで、大まかなことは理解してもらえた。
約二時間にもわたる戦いであった。
毛利「なんと…ぶきを持つこともゆるされぬのか。」
竹中「信じられないね。」
明智「敵襲があったらどうするのですか。」
主人公2「てめぇアタシらの二時間かけた説明聞いてなかったのか!!!?」
明智「フフフッ…冗談ですよ。そんなに怒らないでください。」
主人公2「コイツすごい腹立つんだけど。」
主人公1「まあまあ、落ち着こうよ。もう明智さんにつっこむだけ無駄だって。だから武器とか持ってたらそこの押し入れに入れといてね。」
主人公2「まあ、でも見たところ持ってなさそ…」
シャキーン!
ピカーン!!
シャァァアッッ!!シャン!!
主人公1「どこから出したのそんな大型の武器!!?」
主人公2「鎌!?関節剣!?輪刀!?」
毛利「いささかなっとくがいかないが仕方あるまい。」
竹中「手入れはさせてもらうよ。」
主人公1「ああ、それはご自由にどうぞ。」
…武将ってあんな特徴的な武器使うのかよ。