戦国BASARA
□第8話
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元親「すっげー!!なんてはやさだよ!!!!あれ何だ!?」
主人公2「車っつー移動手段として使われる乗り物。」
元親「主人公2も、つかえんのか??」
主人公2「まだ乗れねー。勉強するところに行って使い方覚えなきゃ使えねえんだよ。」
元親「あれを人がうんてんしてるなんて、しんじらんねぇな!!」
主人公2「うるせえぞ元親。家出る時に静かにしてろって言っただろうが。」
元親「だってよ、珍しいもんばっかなんだぜ!?静かになんてしてらんねえよ!」
主人公2「気持ちくらいは汲んでやりてぇが、こっちの迷惑考えやがれ。」
元親「……けちくせぇな」
主人公2「あ゛?」
元親「なんでもないですすみません」
このクソガキ…主人公2様が特別に外に連れてきてやったっつーのに(怒)
「…まあいい。さっさと買うもん買って帰るか。」
「?そうだな!!」
「あんま先行くな馬鹿野郎。車にぶつかられたら最悪、死ぬからな。」
「そうなのか!!?でも、近くに行ってぶんかいしてみてぇな…」
「…試しにぶつかって実演やろうか?」
「おとなしくするからやめてくれ!!!!」
元親は駆け引きに他人を出した方が効果的らしい。物で釣るより楽で助かる。
元就だったら絶対人では釣れない。絶対日輪でしか釣れない気がする。
でもあいつ何だかんだ言って主人公1に懐いてたし、…主人公1でなら釣れるかも知れないな。
とか考えてたら歩道の白線からはみ出そうな元親が。
「ったく、危ねぇな。ホラ。」
「?」
「危険だから場所交代。アタシ車道側。お前歩道。そして飛び出されても困るから手出せ。」
「こうか?」
差し出された小さい手を掴んで再び歩きだす。
「ちょっ、まて!////」
「誰が待つか。いい加減、早くしねぇとあいつら暴れ出しそうだし。」
※時既に遅し。
「ガキは手繋ぐくらい許されんだよ。甘えとけ。」
「あまえとけってあんた…」
「不満か?」
「いや…////」
「フッ…だったらいいだろ。」
「/////」
結局、そのままスーパーまで歩いた二人。