黒バス(シリーズ)
□ひとつ
1ページ/4ページ
太陽が一番高く登る時間。
午後12時に私は目を覚ました。
「あっつ……」
忌々しげに呟いてベッドに肘をついて体を起こす。
真夏の12時なんて部屋は蒸し風呂状態で、キャミソールが肌に張りついて気持ち悪い。
風呂に入りたくても、ベッドからの移動も、ドアを開けるのも面倒で再びベッドに倒れ込んだ。
のに、
「よお。」
ドアが開いた。
「おかえり、花宮くん。」
目線だけ動かしてお出迎え。
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ