テニスの王子様
□第三話
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〜お城の談話室〜
柳蓮二と真田弦一郎、そして黒姫ユミは紅茶を飲みながら一時の休憩を満喫していた。
ちなみに手伝わせている張本人、切原赤也は今も溜めていた仕事を片付けている真っ最中である。
柳「さて、そろそろ再開するか。」
ユミ「そうだな。二人とも、赤也がすまないな・・・。」
『次のニュースです。逃走中の強盗犯が、街中で少女を人質にとったとの情報が入りました。』
テレビからは何やら物騒な言葉が流れる。
ユミ「世の中も物騒だな。」
真田「少女を人質にとるとはけしからん!!」
柳「そういえばナツコ様が街へ出られたはずだが・・・」
ユミ「ナツコが?」
『少女は王女黄姫ナツコ様ではないか、とのことで・・・』
「「ブッッ!!?」」
ユミ「大丈夫か!?」
柳と真田は飲んでいた紅茶を噴出した。