テニスの王子様
□第一話
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そう。この物語は彼女たちの波乱万丈な日常を描いたものである。
「みて!王女様よ!」
「4人とも仲がよろしいのね!」
「今日はお車で登校なさったのかしら。」
ユミ「相変わらずこの学校は居づらいな・・・。」
ナツコ「どこいっても一緒だと思うわよ。」
リリ「二人とも笑顔笑顔!ほらっサエカみたいに!」
サエカ「みんなおはよー!!んーっま!(投げキッス)」
ユミ「馬鹿だな。」
ナツコ「今に始まったことじゃないわよ。」
リリ「リリもやるー!んーっま!」
ユミ「マネすんなお馬鹿一号。」
ローズキャッスル学園中等部。
彼女たちが通う学校である。
ここでは年齢問わず、入学した年で学年が決まる。
つまり、例えクラスメイトの誰かと10年年が離れていようと同学年なのだ。
サエカ「じゃあ、また放課後ね!」
ユミ「ああ。」
リリ「うー・・・なんでリリはユミと違うクラスなのかなぁ・・・。」
ナツコ「仕方ないでしょ。私はこっちだから、じゃあね。」
リリ「ユミ〜・・・」
ユミ「早く行け:;」
リリ「はぁーい・・・(トボトボ)」