テニスの王子様
□第一話
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時は西暦8035年。
母なる星地球・・・
人類は滅び、地上には多くの妖怪が生息していた。
怪物たちは1人の青年と4人の少女を王に立て、穏やかな日々を送っていた。
「よくそんなに食べれるねー。」
王女『赤姫リリ』
「このお菓子うまいんだって!!食ってみろよ!」
王女『青姫サエカ』
「サエカ、床にボロボロこぼしてるわよ・・・」
王女『黄姫ナツコ』
「静かにしろ。まだ王は眠ってらっしゃるんだ。」
王女『黒姫ユミ』
彼女たちこそが多くの妖怪を束ねる、四大王女である。
サエカ「ユミはお堅いなぁ〜。そんなんじゃ若年寄りって言われちゃうぞ☆」
ユミ「大きなお世話だ。」
リリ「ナツコ〜!リリのクシみつかんなーい!!(泣)」
ナツコ「鏡台の引き出しの中よ。」
サエカ「ナツコはリリを甘やかしすぎー!!」
ユミ「リリはサエカほど面倒くさくないからな。」
サエカ「何気酷くない!?」
ナツコ「うるさいわよサエカ。」
リリ「みんな学校遅刻しちゃうよー?」
ナツコ「あらやだ。」
リリ「急げいそげっ!!」
ユミ「・・・転ぶぞ。」
ナツコ「車だから大して問題ないのに。」
リリ「あだっっ!!?」
ユミ「ほらな。」
サエカ「大概リリも馬鹿だよね!」
ユミ「お前もな馬鹿サエカ。」
こうして彼女たちの朝は始まる。