戦国BASARA
□第4話
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竹中「君たちの話からすると、ここは僕たちのいた時代から4、500年経っているってことだね。」
主人公2「ああ。そうなるな。」
明智「困りましたねぇ・・・そんな先の未来に知人なんていませんよ。」
主人公1「いたらビックリだね。」
現在リビングのソファで向かい合っている主人公2とタイムスリップ組。ちなみに私はお茶出し係。
主人公1「はい緑茶。文句言うなよ。」
竹中「ありがとう。主人公1くん・・・だったかな?」
主人公1「うん。立花主人公1。そっちは赤木主人公2。」
毛利「うじがあるのか??」
主人公2「氏?ああ、名字のことか?今は皆持ってるぞ。階級とかもないしな。」
竹中「なるほどね。」
主人公1「はい、毛利くんにはジュースね。」
毛利「じゅーす?」
主人公2「あー・・・果物をしぼった飲み物だ。甘いぞ。」
毛利「・・・!!」
一口飲んだ毛利くんの目がキラキラ輝きだした。
子供らしからぬ子供だと思ってたけど意外とかわいい一面もあるみたいだね。
主人公2「さて・・・で?お前らどうすんの?話聞くために家には入れたけどさ、こっちとしてはどこで飢え死にしようがのたれ死のうが知ったこっちゃないんだけど。」
「「「・・・」」」
あらららら。
皆黙っちまったよ。ぶっちゃけ、私としてもどうでもいいんだけどね☆
竹中「・・・ここに住まわせてくれることはできないかい?」
主人公2「よしわかったいいだろう。」
竹中「そうだね。やはり無理・・・え?」
ビックリしてる竹中さん。
超間抜け面。超ウケるんですけどwwww!!!!あっ睨まれた。
明智「よろしいので?」
主人公1「何でー?別にいいよ。ねー主人公2?」
主人公2「ああ。好きなだけいろよ。」
毛利「えたいの知れない我らを置くのか?」
主人公1「自分で言っちゃうんだね。」
やっぱ哀れな子なんだろうか毛利くん・・・。
竹中「出て行った彼らには冷たかった君がどうして僕らを?」
主人公2「初対面でアタシを殺そうとした奴らと仲良くしろと?」
竹中「・・・まあ、そうだよね。(全く言い返せない・・・)」
それなりに何があったか察してくれたらしい。
主人公1「さっき私と主人公2が出てけって言ったのはあの人たちの知り合いだったから同じような人かなって勘違いしただけだよ。ごめんね?」
主人公2「悪かったな。しかし良かったのか?あいつら見捨てて。」
明智「構いませんよ。顔を知っているだけで彼らとは敵同士ですから。」
毛利「ここにいる者も、れいがいではないがな。」
主人公1「え。私らも?」
毛利「そなたはいつから戦国ぶしょうになったのだ・・・(呆)」
主人公1「あ、そっか。」
主人公2「相変わらずの馬鹿で何よりだ。まあ、ゆっくりしてけよ。この家住んでんのアタシらだけだし。」
主人公1「二人にしては広すぎる家だからね。」
竹中「申し訳ないね。そうさせていただくよ。」
明智「クククッ・・・しばらくの間よろしくお願いしますよ・・・。」
毛利「せわになるぞ。」
主人公2「気にすんなよ。」
主人公1「これから楽しくなりそうだねっ!!」
面倒事→楽しいこと