戦国BASARA

□第3話
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真田「なぜあけちどのがここに!?」

明智「おや。甲斐の若虎ですか?だいぶ縮んでおられるようですが・・・ふふふふふっ」

片倉「竹中てめえ・・!!」

竹中「こんな狭い所でやめてくれないか。今それどころじゃないんだ。」

元親「毛利もかよ。」

毛利「そのすがたは何ぞちょうそかべ。まさしく姫若子ではないか。」

元親「人のこと言えたなりじゃねえぞてめぇ!!」






扉の向こうにいた大小合わせて3人はやっぱりこの人たちの知り合いらしい。


・・・狭くて悪かったね。





主人公1「もうこの際知り合いでもなんでもいいや面倒くさいから行こう主人公2。」

主人公2「ああ。そこの3人。お前らも案内してやるから来い。そして出てけ。」







そう言って(吐き捨てて)スタスタと歩く二人。慌ててその背中を追うその他大勢。






何か・・・ツアーみたい。





毛利「なにゆえ我はちぢんでおるのだ!!」

元親「そんなんみんないっしょだろーが!!」

伊達「じゃあなんで、であけちとたけなかとこじゅうろうとサルはそのままなんだよ。」

毛利「しらぬわ!!」

猿飛「竜の旦那いい加減猿とかやめてくんない?てか何で猿はハッキリ言えるの。」

伊達「HA!!サルにサルっていってなにがわるいんだよ!!」

猿飛「(カチーン)」

明智「騒がしいですねぇ…」

竹中「全くだよ。」

片倉「政宗様、お戯れは程ほどに…」

真田「さすけもだぞっ!!」




主人公2「(イライライライラ)」









主人公2の機嫌がMAX落ちてしまう前になんとか玄関に到着。





主人公1「さあ、どうぞ。」

主人公2「早く行け。そして一生来んな。」






扉を開くとそこは道路。
庭は裏の方なのでここにはない。荒らされることもないだろう。







猿飛「やっと外か。見慣れないけど…行こうか旦那。」

真田「う、うむ。」

片倉「政宗様、どうかこの小十郎の側を離れぬようお願いいたします。」

伊達「しんぱいしすぎなんだよこじゅうろう…おれはだいじょうぶだっての。」

片倉「しかしそのようなお姿では…」

伊達「Ahー…たしかにな。」

慶次「外かー…見たことないモンばっかりだな。でもとりあえず行ってみるか!な、元親!」

元親「そうだな。そんじゃ、嬢ちゃん達、短い間せわになったな。」

慶次「ありがとよ!」









明らかに自分より年下の少年に嬢ちゃんって言われた…しかも感謝された。

まあ、最初からあの二人は良い子だったし、戻ってきたとしても迎えてあげられるかもしれない。主人公2は何て言うかわかんないけど。









問題は。






主人公1「あなた方はいつまでいるんですか。」






振り返ると玄関から一歩も動いていない後から来た3人組。
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