ワンピース

□彼女?
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ガツガツガツ


「お前…」

「ふぁに?」(何?)


ガツガツガツガツ


「何であんなとこにいやがった?」

「ふぁんはほほ?」(あんなとこ?)

「お前がいたのは裏通りだ。一般人が歩くようなとこじゃねぇ。」

「ふーん。ひらふぁはったー。」(知らなかったぁ。)


ガツガツガツガツガツガツ


「おい。」

「ほんほふぁふぁに」(今度は何。)

「遠慮って言葉知ってるか。」

ゴックン。


「知らん。」

「しね!!」

「そうゆう閣下は全然食べてないじゃん。」

「お前の食いっぷりみただけで満腹だよ。てか吐きそうだ。」

「ひどくね!?」

「俺の名はユースタス・“キャプテン”・キッドだ。」

「(無視ですか)じゃあキッド?」

「いきなり呼び捨てかよ。」

「嫌?」

「ハッ。好きにしろ。お前も名乗れ。」

「サチコ。」

「サチコか。俺は忙しいんだ。いつまでもてめぇが付き合ってるわけにはいかねぇ。」

「人探してるんだって?」

「あぁ。」

「女の子ー?」

「ぶっ!?」

「ちょっと、汚いよι」

「てめぇが言うな!!」

「図星なんだ?」

「…あぁ。」

「じゃあ、そろそろ出ないとね!私もはぐれちゃったし!」

「迷子か。」

「ううん。道に迷っただけ。」

「迷子じゃねぇかよ。」




そんなやりとりをして外に出る。




「ところで、てめぇの連れは何てんだ?」

「ローってゆうんだぁ。」

「そうか。変わった名前だな…









ハア!!!?」



「何??どしたのキッド?」

「てめぇトラファルガーの女か!!?」

「違うわ!!誰があんなのと!!!!…てか知ってんの?」

「知らねえ方がどうかしてる。奴は悪い噂ばかり聞く。二億の賞金首だからな。」

「ローが?」

「知らねえのかよ。」

「情報には疎いんでね。」



「しかし面倒だな。」

「何が。」

「お前がトラファルガーの女「違うって言ってんだろ」まあ、連れだとしたら奴は血眼になって…」








「よぉ。ユースタス屋。」







「ほれ見ろ言わんこっちゃねえ!!」

「ロー!!」

「サチコ、俺は離れるなって言ったよな?」

「…うん。」

「世話になったなユースタス屋。Room」

「チッ」

「ちょっと待ってロー!!キッドは助けてくれただけだって!!」

「助けた?」

「裏通りで、変な男たちに絡まれて…」

「ほう。」

「気が早ぇんだよトラファルガー。てめぇらと違って俺は忙しいんだよ。」



キッドはこの場去ろうと踏み出した。








「人探しか?」






「!!…てめぇ、知ってんのか。」

「お前には今回借りを作ったからな。特別にただで教えてやる。」

「え。何ロー。知ってんの?」

「変わった奴だ。全くつれねえ。」

「お前私とはぐれて何してやがるゴルァ!!女口説いてたのかこの野郎!!」

「話が進まねえから黙ってろサチコ!!てめぇなんざにアイツは懐かねえよ。」

「みたいだな。
船に戻ると言っていた。1人で歩かせていいのか?」

「アイツは弱くねえ。
だが、1人で歩かせるにはもったいねぇ。俺は行かせてもらうぜ。」

「好きにしろ。」




キッドは止まった足を再び進め、浜まで歩いていった。




「キッド!!」

「あ?」

「助けてくれてありがとう!!またね!」



それには答えず、軽く手をふってまた、歩きだした。
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