ワンピース
□彼女？
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「迷子なうぅうううううう！！！！」
どこ！！？この汚いとこ！？
あんなでっかいネズミ初めてみたんだけど！！怖い恐いコワいこわい！！！！
都会で育った私には刺激的すぎる！！
ドンッ！！！！
「あぁ！！？どこ見て歩いてやがる！？」
「ひっ…！？」
「おい、女だぜ。」
「こいつなかなか上玉じゃねぇか。」
気持ち悪い男達…
品定めするようにジロジロ見る。
恐い
「売り飛ばせば高くなりそうだな。」
「その前に少し遊んでもいいだろ。」
「そうだな。」
「誰か縛れ。」
恐い…！！
助けてほしいのに、声が出ない！！
ロー…っ！！
「邪魔だ。」
ゴッ！！
「ぐぁ…っ！？」
「誰だてめぇ！！」
「ハッ。俺を知らねぇのか？」
現れたのは、見知った自由娘でも、隈船長でもなく…
「おい、こいつユースタス“キャプテン”キッドだ！！」
「ヤベェよ！！３億の賞金首だ！！」
「３億１５００万だ。覚えとけアホ面。」
「ヒィッ！！」
「逃げろー！！！！」
赤い…
「大丈夫か女。」
「チューリップ？」
「シバくぞクソ女。」
チューリップヘアの閣下だった。
「チッまあいい。俺は人探してんだ。てめぇみたいな奴にかまってらんねぇんだ、じゃぁな。」
「あっ！ちょっと待って！！」
「んだよ。」
面倒くさそうに振り返る赤い人。
「重ね重ね申し訳ないんだけど…」
「あ？」
ぐぅぅぅぅ…
「…」
「お腹、すきました…」
「はぁ…仕方ねぇな。」
と、ゆうわけで。