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□ネタバレについて
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本編を読まれる前の、ネタバレ要素を含む『注意書き』について。
私は物語の設定を考え、文章の中で物語を展開させていくのは、物書きの楽しみのひとつだと思っています。
ネタバレをしてしまっては、その物語の真相を知っていく喜びを読者様から奪っているような気がしてなりません。
例えば、『久遠の果てに』第18話では非公式ＣＰによる軽いキスシーンが含まれていますが、話の前に『○○と○○のキスシーンがあります』とネタバレされて読みたいと思いますか？
私は申し訳ないのですが、読む気が無くなる上に萌えが半減します。
恐らくネタバレを望む方などは、物語の意外性や感情移入なんて要らなくて、とにかく自分好みのものだけを読みたいのだとお見受けします。
私の意見ではありますが、書いている人間にしてみれば作品を読み進む内に『こんな予想外の展開になった！』と思って頂けたなら、それが書き手の醍醐味となり、創作意欲にも繋がると思っています。
もちろん、過激な表現のある裏小説には『パス』を設置し、最初のページに注意書きをしております。
しかし、軽いキスシーンのものにまで注意書きしていると、当サイトの作品はほぼすべてにおいてネタバレをして本編の全容を明かさなくてはなりません。
これでは何のために小説を書いているのか分からないです。
訪問して下さる方がいるからこそ励みになる一方で、当サイトは個人の自己満足で運営しています。
私も好きで書いてるものだし、読んで下さる方たちもヒマ潰しに読んでるだけなんだから、お互い肩肘を張らず、もっと気楽に同人サイトを楽しめればいいのではないかと思う次第です。
このような運営方針において、同意も理解も頂けないようでしたら、申し訳御座いませんが、当サイトへのご訪問を控えてくださるよう御願い申し上げます。
最後に、このネタバレの件に関して、沢山の方に貴重な意見を賜りました。
この場をお借りして、心より皆様に御礼申し上げますと共に、皆様の意見を取り入れ善処に努めたいと思います。
どうも有難う御座いました。
２０１２年４月７日：夢民。