雪名×木佐
□コネタ集
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*いつも以上にカオスな話です。
読む価値すらないコネタですが、暇つぶしに・・・・。
次はちゃんとしたのを更新します!(多分)
『なぞなぞ』
『お泊り会』と称した『なんちゃってお試し同棲生活』も何度か定期的に繰り返し、すっかり互いの存在が気楽なものになり始めた頃の事・・・・。
その夜、千鳥足で帰って来た木佐はしたたかに酔っていた。
ちなみにアルコールが入った木佐は、雪名だけに対して『陽気な女王様』になったりする。
「ゆきにゃ〜あぁ・・・たらいまあぁ〜ん、ふふっ、おれがぁ、いなくてぇ〜さびしかったあぁ〜?」
呂律が回らないのは致し方が無いとしても、そのやたら猫なで声で甘え口調の言い回しは控えて頂きたいと雪名は切に願う。
なぜなら、その甘ったるい声と共に柔らかそうな肢体をくねらせ、おまけに『ゆきにゃ』などと発情期のネコのように擦り寄られると誘われているようにしか思えないからだ。
「だ、だめですよ、木佐さんっ!酔ってる状態で激しい運動すると危険ですからっ、まずは酔いを醒ましてからジックリ・・」
「ふにゃあぁ・・・なにいってんのおぉ?おれは腰振らねぇからぁ〜ぜ〜んぜんへ〜きぃ・・・・むしろぉ〜ゆっさゆっさ揺すられるから酔いが・・・・まわって・・・気持ち、わる・・・・うげっ・・・」
泥酔状態でエッチして、自分が揺さぶられる時の事を想像した木佐は、欲情するどころか吐き気をもよおしてしまう。
そんな木佐を困った顔して介抱する雪名は、どこかほんのりと嬉しそうだ。
すると、木佐は次なる課題を出してくる。
「ふふふっ、ゆきにゃにぃ〜問題ですぅ・・・ある無人島に遭難した10人の男が漂着しましたぁ〜・・すぐ側に別の島があり、そこまで泳げば助かるのですが、そこにはチ○コを食べるのが好きなピラニアがいますぅ〜・・・でもぉ〜ピラニアからチン○を守るコンドームは一個しかありませぇんっ!さて!10人の男はどうやって別の島に渡ったでしょう!?」
「・・・・はあ・・・ピラニア、ですか?」
男性器を食べるのが好きなピラニアから己のブツを守るコンドームは一つだけ。
それに対して男は10人。
でも、島を脱出しなければ助からない。
・・・さて、雪名が出した答えとは?
「えっと、答えは、1人がコンドームを装着して、次の人はコンドームを装着した人のお尻にチ○コ突っ込んで、そのまた次の人が尻に突っ込んで・・・を繰り返して10人が繋がって島に渡った・・・・?ですかね?」
考えられるのはこれしかないと、雪名は10人の男達が尻穴で繋がって別の島に渡ったんじゃないかと答えた。
すると、その答えを聞き終わった木佐は、雪名をじぃっと食い入るように見つめてから、次には『ふにゃんっ』と顔を歪めてしまう。
・・・・あれ?間違えた?
木佐の泣き出しそうな顔を見て、自分が不正解だったことを悟った雪名は冷や汗を流し焦る。
そして、雪名の不安は的中した。
「ばかあああぁっ!!エロ雪名!!変態雪名あああぁっ!!俺はお前をそんな子に育てた覚えは無いぞおおおぉっ!!」
「え?あ、あの・・・木佐さんに育てられた覚えは・・・・」
激しい罵声を雪名に浴びせ、木佐は涙を流して寝室に逃げ込む。
そして、酔っているにも関わらず、しっかりドアに鍵を掛け篭城してしまった。
残された雪名は1人・・・・
「木佐さん・・・・あの、答えは?」
・・・・ドアの前で、いつまでも立ち尽くすのだった。
*****
おしまい。
オマケ↓
高野:「はい、小野寺!答えは!?」
律:「・・・・コンドーム付けた人が1人で助けを呼びに行った・・・」
高野:「・・・チッ!」
律:「なんですか?『チッ』って・・・どんな答えを期待してたんですか?」