trust-絆-

□約束と別れ
3ページ/4ページ


「魔原嬢!!」

「!福田さん!!」


彼女は少し驚きながらも俺の方へ駆け寄った



「どうして…」

「お前に…伝えなきゃならねぇことがある!」

「メールしてくれればよかったのに…」

「メールじゃ意味ねぇんだよ!」

「!」

「あのさ、俺…ぜってー連載してやるから」

「…はい、がんばってください!私もがんばります!いつか福田さんやエイジ君中井さんとジャンプで戦いたいです!」


「…だから…







もしその夢が叶ったら俺と結婚してくれ!!!」




「えっ…?」
















…ポクポクちーん












っておいぃぃぃぃぃぃいいいいいいいい!!!







俺何言っちゃってんの?!まだ19だぞ?!こいつなんかまだ16だし!
結婚なんてまだ法的にも―――――…





できるか←



「…福田さん」

「は、はい」

「わかりました、やくそくします」






え?






「え…結婚OK?」

「…(コクリ」









ってえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええええええ???!!!!!!






いいの?そこOKなの?



「でも、夢が叶ったらね。私、一日でも早く福田さんとの夢をかなえられるように頑張る。そしたら、私もすぐに東京へ行く」

「ホントに…いいのか?」

「何度も言わせないでください」





「…しばらくは会えませんね」

「あぁ、でもすぐにまた会える」

「じゃあ…福田さん、お元気で」

「おいおい、もう真太でいいって。俺も美鶴って呼ぶから」

「…うん、真太またね」

「…またな」















こうして、俺たちは少しの間別れを告げた




だがしかし、またすぐに会える。そんな気がした





2009年9月27日俺たちはこの日を永遠に忘れないだろう
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ