trust-絆-
□約束と別れ
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「魔原嬢!!」
「!福田さん!!」
彼女は少し驚きながらも俺の方へ駆け寄った
「どうして…」
「お前に…伝えなきゃならねぇことがある!」
「メールしてくれればよかったのに…」
「メールじゃ意味ねぇんだよ!」
「!」
「あのさ、俺…ぜってー連載してやるから」
「…はい、がんばってください!私もがんばります!いつか福田さんやエイジ君中井さんとジャンプで戦いたいです!」
「…だから…
もしその夢が叶ったら俺と結婚してくれ!!!」
「えっ…?」
…ポクポクちーん
っておいぃぃぃぃぃぃいいいいいいいい!!!
俺何言っちゃってんの?!まだ19だぞ?!こいつなんかまだ16だし!
結婚なんてまだ法的にも―――――…
できるか←
「…福田さん」
「は、はい」
「わかりました、やくそくします」
え?
「え…結婚OK?」
「…(コクリ」
ってえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええええええ???!!!!!!
いいの?そこOKなの?
「でも、夢が叶ったらね。私、一日でも早く福田さんとの夢をかなえられるように頑張る。そしたら、私もすぐに東京へ行く」
「ホントに…いいのか?」
「何度も言わせないでください」
「…しばらくは会えませんね」
「あぁ、でもすぐにまた会える」
「じゃあ…福田さん、お元気で」
「おいおい、もう真太でいいって。俺も美鶴って呼ぶから」
「…うん、真太またね」
「…またな」
こうして、俺たちは少しの間別れを告げた
だがしかし、またすぐに会える。そんな気がした
2009年9月27日俺たちはこの日を永遠に忘れないだろう