promise
□過去と夢
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ー8年前ー
「エーイジ!遊びに来たよ!!」
「あら、魅叶ちゃんいらっしゃい!」
「エイジは?」
「さっき、魅叶ちゃん家にいったはずなんだけど…」
「えー、じゃ一回家に帰ってみます!」
急いで自転車に乗り込んで家に帰ろうとしたその時――――――――――…
「だーれだ」
「エイジだ!」
「あたりです!よくわかりましたね!」
「だってこんなことするのエイジだけだし、声でわかる」
「わかっちゃいます?」
「わかっちゃいます」
「うぅー…ショックですー…」
「あはは、だって毎日やってたらわかるようになっちゃうよ!」
「ですよね」
「「あははははは!!」」
こんな、どこにでもいそうな幼い二人。
その辺に転がってそうな小さな幸せ
でも、いつかは――――――
『日常』は終わる日が来る